子供がすぐに寝てくれない、、、
夜泣きがすごくて睡眠不足になってしまっている、、、
このようなお悩みがある方も多いのではないでしょうか。
子育てしていると睡眠不足には悩まされますよね。子供が自身で寝てくれたら自分の時間も作れてパパ・ママが楽になると思います。
今回は、子供が1人で寝てもらえるよう(「セルフねんね」)になるためのコツについての記事です。
記事まとめ
■赤ちゃんの活動時間は月齢によって異なる
①朝起きてから次に寝る(朝寝)までの活動時間を超えない
②夕寝から起きて、夜の就寝までの活動時間を超えない
■赤ちゃんの睡眠環境を整える
「光」、「音」、「温度と湿度」、「服装」、「安全性」の5つを注意しましょう
活動時間について
赤ちゃんの活動時間については、月齢によって決まってます。
各月齢の活動時間については、以前の投稿に載せておりますので確認いただけると嬉しいです。
活動時間より長く起きていると疲れすぎてしまって昼寝に影響が出てしまったり、夜泣きに繋がってしまうこともあります。そのため、活動時間を意識して疲れる前に寝床に寝かせてあげるのが重要です。
ただ、日中もずっと活動時間を意識して動いているとパパ、ママがしんどくなってしまい、日中何もできなくなってしまいます。そのため、気にするのは以下2つだけを意識して1日過ごしましょう!
①朝起きてから次に寝るまでの活動時間を超えない
たとえば、生後4~5ヶ月の赤ちゃんなら活動時間は約1時間30分です。
午前7時に起床した場合、8時に寝床に起き、8時30分くらいに寝ているのがベストです。
②夕寝から起きて、夜の就寝までの活動時間を超えない
たとえば、生後6ヶ月の赤ちゃんなら活動時間は約2時間です。18時に夕寝から起きた場合、19時30分には寝床に起きましょう。
睡眠環境について
光
①朝は遅くとも10時までに日光浴
新生児から始めたいことです。外で日光を浴びればビタミンDもつくられます。
朝はバタバタで外出は難しいこともあると思います。そんなときは、無理に外出せず部屋の中で朝日を浴びさせてもOKです。
②お昼寝のとき、昼夜の区別がつく生後3ヶ月ごろからは部屋を真っ暗に
夜寝る時と同じくらいの状態にすることがベストです。
③ブルーライトは寝る1時間前から赤ちゃんに見せない
テレビ、スマホ、タブレットなどから出るブルーライトは、寝る1時間前から赤ちゃんに見せないことが重要です。
ブルーライトは、睡眠ホルモンの分泌を抑制してしまいます。刺激が強いと脳が興奮状態になることもあります。(大人の睡眠でもよく言われてることですね)
④寝るときは天井の常夜灯も消し、外からの光は完全に遮断
夜オムツ替えするときは、暖色系のフットライトなどでオムツ替えするのがオススメです。
カーテンには、遮光カーテンや隙間にタオルや布などを入れて光を遮断しましょう。
※1日で改善する子もいれば、体内時計の調整に時間がかかり、1ヶ月かかってしまうこともあります。
音
①ぐっすりノイズをつける
テレビなどの「シャー」という砂嵐の音や、波の音などの自然音が良いとされてます。
胎児のとき、砂嵐の音に似た血流音を聞いていたので、無音だとかえって不安に感じる子供います。
ぐっすりノイズを寝かしつけに使う場合は、朝起きるまで連続して流し続けることが大切です。(機械は2メートルほど距離をおくのがオススメです。スマホを使う場合は、電磁波の影響を防ぐため飛行機モードにしましょう。)
理由としては、夜中に赤ちゃんが起きたときに、寝たときと同じ状態だと安心して自分で寝る確率が高くなるためです。
温度と湿度
①大人が肌寒く感じる20〜22度くらいにするのがベスト
就寝時は大人が部屋に入って肌寒く感じる20〜22度くらいに設定するのがベストです。
他にもチェックポイントとしては、
□手足が指先まで冷えていたら寒すぎる
□背中や頭に汗を書いている場合は暑すぎる
□怖い夢を見て起きたり夜驚症のような場合、暑すぎる可能性あり
□エアコンの風は直接あてない
などもみていきましょう。
梅雨の時期は、除湿機能を使って湿度は40%~60%に保ちましょう。
服装
①寝るときはおくるみやスリーパーを!
1歳までは寝るときには、おくるみやスリーパーを使用しましょう。乳幼児突然死症候群や窒息事故のリスクを下げるためです。
寝返りするまではおくるみを使用してください。
ただ、方法を間違えると股関節形成不全など、骨のゆがみを妨げたりゆるみが生じることもあるため、各メーカーの使用方法をきちんと確認しましょう。
寝返りをするようになったら、2歳頃までスリーパーを使用しましょう!
季節別のパジャマ&スリーパー
夏:肌着、半袖パジャマ
春・秋:肌着、薄手のパジャマ、4~6重ガーゼスリーパー
冬:長袖肌着、厚手の長袖パジャマ、中綿入りスリープサック
※顔にかかるものはNGです。
安全性(赤ちゃんにとって1番重要)
赤ちゃんが一番安全な寝床はベビーベッドをされています。
アメリカの小児科学会では、「できれば1歳までは親と同室で別の寝床で寝る」のがよいとされています。
安全性に配慮したうえで、添い寝することはNGではありません。
安全性かどうかチェックするポイント
添い寝の場合
□大人のベッドだと赤ちゃんが落ちてしまう場合があるので避ける
□大人の枕を赤ちゃんの近くに置かないようにする
□大人のかけ布団や毛布が赤ちゃんにかからないように十分注意する。
□ママ(パパ)がお酒を飲んだときは添い寝を避ける。その日はパパ(ママ)に任せる
ベビーベッドの場合
□クッションタイプのベッドガードやバンパー窒息の可能性があるので絶対にNG
□必ずPSCマークとSGマークの2点がついているものを選ぶ
□カーテンのひもが首にかかる可能性があるので窓際に置かない
その他
□地震などの災害を考えて本棚やタンスが倒れてくる可能性がある場所は避ける
□寝返りし始めたらコンセントに近づけないように注意
神経質になりすぎる必要はないですが、赤ちゃんの安全性についてはきちんと守って快適な睡眠に近づけるようにしましょう。
まとめ
■赤ちゃんの活動時間は決まっているが、以下2つを気にして1日のリズムを作りましょう。
①朝起きてから次に寝る(朝寝)までの活動時間を超えないようにする。
②夕寝から起きて、夜の就寝までの活動時間を超えないようにする。
■睡眠環境を整えましょう
「光」、「音」、「温度と湿度」、「服装」、「安全性」の5つを注意して睡眠の土台を作りましょう。
今回参考にしている本はこちらになります。
マンガで書かれている部分もあるので、内容がスムーズに頭に入りやすくオススメです!!下記URLより購入できるのでこれを機に買って読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。