先日、我が子を予防接種1回目に連れて行きました。
予防接種ってどんなことを行うのか、連れて行った際の内容などをまとめました。
ぜひ予防接種がこれからの方の参考になれば嬉しいです。
生後2ヶ月の予防接種について
ワクチンの目的はVPD(ワクチンで防げる病気)の予防です。とくに乳児は感染症に対する免疫が未発達のため、ひとたびかかってしまうと重症化しやすく入院が必要になったり、命にかかわったりする場合があります。VPDにかかりやすい時期になる前にあらかじめワクチンで十分な免疫をつけておくことが大切です。
0歳児のワクチンには生後2ヶ月になる前に接種できるものもありますが、全体のスケジュールや病気にかかるリスクを考えますと、初めてのワクチンは生後2か月の誕生日にスタートするのがよいでしょう。例えば、4月25日生まれの赤ちゃんなら、6月25日からはじめます。妊娠中から小児科を探しはじめて、1ヶ月健診がおわったら実際に小児科に問い合わせや予約をしてみると、2ヶ月からスムーズにはじめられます。
赤ちゃんの副作用(副反応)について
予防接種によって起こる副作用のことを「副反応」といいます。
「赤ちゃんに予防接種を受けさせたところ、発熱してしまった」という経験をすることがあります。これは予防接種後に起きる副作用(副反応)で、決して珍しいことではありません。
副反応の主な症状には以下のものがあります。
- 発熱する
- 注射したところが腫れる・硬くなる
- 赤ちゃんの機嫌が悪くなる
ごくまれに痙攣、脳症、アナフィラキシーショック(呼吸困難、じんましん、嘔吐)などの思い症状が現れることもあります。
ちなみに我が子も次の日に38.2℃の発熱が出てしまいました。その際の様子については後述します。
副作用(副反応)が出た際の対処方法
予防接種を受けた後に赤ちゃんに副反応が起きたときは、症状の重さによって対応方法が異なります。
基本的には、予防接種の副反応は、1~2日で自然に治まって消えていくことがほとんどです。
予防接種の副反応によって赤ちゃんが発熱した場合、脱水症状にならないようにおっぱいやミルクなどの水分補給をこまめに行いながら、様子をみましょう。
ただし、痙攣や意識低下、あざが増える、鼻出血や歯肉出血が続くなどの重篤な副反応が起きた場合はすぐに病院に受診してください。
また、3~4日経過しても赤ちゃんの発熱が続いたり、予防接種をした腕の上部から肘を超えて広がるような強い腫れが続くときは、予防接種を受けた病院に相談しましょう。
副作用(副反応)が出た際の注意点
予防接種後に赤ちゃんに重い副反応が起きることがあるため、予防接種を受けたあとは、接種場所で30分間安静にしましょう。
すぐに帰宅しなくてはいけない場合は、病院にすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。
赤ちゃんに発熱などの症状がでていなければ、予防接種当日でもお風呂に入ることはできます。ただし、注射を打った部分をゴシゴシ洗ったり、強くこすったりしないように注意しましょう。
1回目の実際に予防接種を受けてきた内容
予防接種のデビューは、注射3本と飲むワクチン1本でした。
五種混合(DPT-IPV-Hib)、小児用肺炎球菌、B型肺炎、ロタウイルス5価の計4種類です。
病院によってやり方は異なるかと思いますが、今回予防接種を受けた病院では、パパもしくはママが椅子に座った状態で赤ちゃんを膝の上に乗せ、右腕に1本、左腕に1本、足に1本の計3本の注射と飲むワクチンの予防接種を行い、説明を含めて計5分~10分ほどで終わりました。注射も一瞬で、我が子も泣きはしましたが、一瞬だったため痛みがすぐになくなったのか、すぐに泣き止みました(笑)
接種後当日はそのまま帰宅し、自宅にて安静にしてました。特に副反応等もなく眠りにつきました。翌日の朝、体温を測ってみたところ37.2℃だったため特に発熱もなく安心してました。しかし、お昼ごろになると様子が少し変わり、明らかに元気がなく、ミルクもいつもの半分くらいしか飲まずという状況だったため、夕方頃に再度熱を測ってみると、38.2℃まで上がっておりました。小児科の先生には、「発熱が1日で治まるようであれば問題ない」と言われていたため、その日は様子みることにしました。予防接種から2日経った朝、熱を測ったら36.4℃に戻っていたため特に病院を受診する等はせず、1回目の予防接種は終わりました。
予防接種後当日から2、3日は、副反応などでやすいので、赤ちゃんの様子を細かくみておくようにしましょう。
まとめ
日本では、毎年多くの子どもたちが、ワクチンで予防できるはずのVPDに感染して、重い後遺症で苦しんだり、命を落としたりしています。そのため、予防接種は2ヶ月の誕生日がきたタイミングの早い段階で行い、感染症にかかるリスクを減らしましょう。