【母乳orミルク!?】睡眠に良いとされるのはどっち?母乳とミルクのメリットについても解説!

パパ育児

母乳orミルクどっちが睡眠にいい!?

結論、現時点で明確な答えは分かっていないのが現状です。

ある調査では、母乳の赤ちゃんはそうでない赤ちゃんに比べて、夜間に起きる回数・合計時間が多い一方で、日中の睡眠時間が長く、全体としてはより長く寝ているという報告もあります。
ですが別の調査では、混合⇒母乳⇒ミルクの赤ちゃんの順で夜間に起きる回数が多いという報告もあります。ただ、母乳のママのほうが、全夜間睡眠時間が長く、よりエネルギーがある、より健康と感じるという興味深い研究結果もございます。母乳は乳幼児にとって最良な栄養素とされていて、生後6ヶ月までは完全母乳栄養が推奨されています。ですが、ママが無理しないことが一番のため、ママを中心として育児者にとって無理のないスタイルで進めていくのが大切です!

母乳のメリット

①健康面について

母乳は赤ちゃんに栄養を与えるだけでなく、赤ちゃんを守る役割を果たしています。
最初の6ヶ月間に完全母乳で育てられた赤ちゃんは、下痢や病気、胃腸炎、風邪やインフルエンザ、耳や胸の感染症、および鵞口瘡がこうそうにかかる確率が低く、また、粉ミルクの乳児と比較して、完全母乳の赤ちゃんは乳幼児突然死症候群(SIDS)の犠牲になる確率が半分です。

②脳の発達について

生後6ヶ月間は、赤ちゃんの脳が急速に成長する忙しい時期です。脳の質量はこの極めて重要な期間にほぼ2倍になります 。あるアメリカの研究では、3か月以上完全母乳だった幼児や未就学児の脳は、母乳を飲んだことがない子どもたちよりも、大脳白質(脳のさまざまな領域を繋げ、その間で信号を転送する部位)が20~30%多いことが示されております。

③費用面について

ミルクの場合都度購入が必要なため、費用がかかりますが、母乳の場合はコスト面で負担が減ります。

ミルクのメリット

①量について

母乳の場合は赤ちゃんがどのくらいの量を飲んでいるかわからないため、足りているのかどうかがわかりにくいですが、ミルクの場合は飲んだ量がわかるため、いつもより飲んでる量が少ない場合、体調不良かも?と気づけたりします。

友人のお子さんの例ですが、母乳で育児していたのですが、問題なく飲ませていると思っていたところ、実際は母乳の量が少なく量が足りておらずお子さんが脱水症状になってしまったという話を聞いたため、ミルクの場合はそのような心配はないかと思います。

②預けやすさについて

授乳を任せることができるため、預けやすさもメリットの一つです。

母乳の場合にはママが授乳する必要がありますが、ミルクの場合は保育園や実家に預けることができるため、ママの負担軽減に繋がります。

③ママの食事について

ママが摂取した成分が赤ちゃんへ移行しないので、自分の好きなものを口にできます。
母乳育児の場合は、アルコールやカフェインを控えたり少量にするなどの制限がありますが、ミルクの場合は気にすることがないため、ママにとってメリットになります。

まとめ

母乳育児とミルク育児による睡眠への影響度については、明確な答えが分かっていない状況です。
母乳育児、ミルク育児どちらもメリットがあるので、自分たちのライフスタイルにあった方法で育児を行っていくことが一番です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。


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