「女の子って、育てやすくていいね!」
女の子のパパ、ママなら、一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
「うん、確かにそうかも!」と思うこともあれば、「いやいや、全然そんなことないよ!」と感じることもありますよね。
今回は、巷で言われる「女の子は育てやすい」って本当なの?という疑問から、女の子を育てる上でのちょっとしたコツや、叱り方の注意点についてまとめてみました。
「女の子は育てやすい」って本当?
結論から言うと、「育てやすい」というのは【昔から言われ続けてきた一つの傾向】であり、現代においては【個人差のほうが大きい】と思います。
昔は「女の子は男の子より落ち着いている」「言葉を覚えるのが早い」なんて言われ、それが「育てやすい」というイメージに繋がったのかもしれません。
でも、最近の研究では、子どもの性格や得意・不得意に男女差はほとんどない、ということがわかってきています。
とはいえ、男の子と女の子、両方を育てているパパ、ママが「女の子のほうが手がかからない」と言うことも多いですよね。
なぜそう感じるのか、考えられる理由をいくつか挙げてみました。
- 聞き分けが良い
- 親の言うことを素直に聞く子が多いので、風邪を引いたときもきちんと休んだり、薬を飲んでくれたりすることが多いです。結果的に、回復が早く、病気にかかる期間が短く済むことも。
- 精神的な成長が早い
- 全体的に見ると、男の子より精神的な成長が早い子が多いと言われています。周りの子に合わせるのが上手だったり、パパ、ママと離れても泣かなかったりする姿を見て、「大人びているな」と感じるのかもしれません。
- 遊び方がおとなしい
- おままごとやぬり絵など、比較的静かな遊びを好む傾向があります。動き回る遊びが少ない分、ケガをすることも少なく、手がかからないと感じるのかもしれません。
- ママが自分の経験を活かせる
- ママにとって、女の子は同性。自分が子どもの頃の経験を子育てに活かしやすいので、「育てやすい」と感じることも多いようです。
女の子の育て方のコツは?
女の子だから、男の子だから、と子育ての方法を変える必要はありません。一番大切なのは、子どもの個性に合わせて育児をすることです。
その上で、「これは女の子の子育てに活かせるな!」と思ったコツを3つご紹介します。
- 1. 本人のやる気を尊重する
- 個人差はありますが、女の子は比較的早い段階で「自分でやりたい!」という気持ちが芽生える子が多いです。靴を自分で履こうとしたり、お片付けをしようとしたり。そんなときは、少し時間がかかっても温かく見守ってあげてください。
- そして、上手にできたら「すごいね!一人でできたね!」と、たくさん褒めてあげましょう。この小さな成功体験が、子どもの自己肯定感を育んでいきます。
- 2. パパやママがお手本を見せる
- 子どもは、びっくりするくらい親の行動をよく見ています。口癖や仕草など、知らず知らずのうちに真似していることも多いです。
- 特にママは、女の子にとって一番身近な「大人の女性」。こんな女性になってほしい、という理想像があれば、まずはママ自身がそのお手本を見せてあげましょう。
- 3. いっぱいおしゃべりする
- 女の子は、パパやママとのおしゃべりが大好きです。日々の出来事や、心の中で感じたことなど、たくさん話を聞いてあげてください。
- 会話を通じて「いつでも、どんなときでもパパとママは私の味方でいてくれる」という揺るぎない安心感を持たせてあげることが、親子の絆を深める上でとても大切です。
女の子を叱るときの注意点
口が達者だったり、ちょっぴりおませさんな女の子を育てていると、「ついつい叱りすぎてしまった…」と反省することもありますよね。
叱るときは、以下の2つのポイントを意識してみてください。
- 1. 叱る前に、まず話を聞く
- 「なんでそんなことしたの!」と感情的に叱る前に、まずは「どうしたの?」「何があったの?」と、子どもの話をじっくり聞いてあげましょう。
- 話を聞くことで、子どもの気持ちを理解できるだけでなく、子ども自身が自分の行動を客観的に見つめ直し、反省するきっかけにもなります。
- 2. 子どもと自分は別人格だと認識する
- 同性だからといって、「私が子どもの頃はこうだったから、この子もきっとこうだ」と決めつけて叱ってはいけません。
- パパとママとは違う、子どもなりの考え方や気持ちを尊重してあげることが大切です。
まとめ
女の子の子育ては、ママにとっては同性だからこそ、パパにとっては異性だからこその悩みや喜びがあります。
でも、どんなときも愛情をたっぷり注いで、「この子にとって最高の味方でいる」という気持ちで接すれば、きっと親子の絆は深まっていきます。
女の子の子育てを楽しみながら、成長を見守っていけるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント