赤ちゃんとの海外旅行、パスポートは準備OK?申請から写真撮影のコツまで徹底解説!

パパ育児

「いつか赤ちゃんを連れて海外旅行に行きたい!」そんな夢をお持ちのパパ、ママも多いのではないでしょうか。でも、赤ちゃんもパスポートって必要なの?どうやって申請するの?写真は?と疑問だらけですよね。

今回は、赤ちゃんのパスポート申請について、必要な書類から写真撮影のコツ、費用まで、知りたいことをぜーんぶまとめましたので紹介したいと思います。

赤ちゃんもパスポートは必要?

結論、必要です。海外に渡航する際、パスポートは身分証明書として欠かせません。赤ちゃんが生まれたばかりでも、海外に行くなら年齢に関係なくパスポートが必要になります。パスポートがないと飛行機に乗ることも、入国することもできませんので、早めに準備を始めましょう。

赤ちゃんのパスポート、どこで申請するの?

赤ちゃんのパスポート申請は、住民登録をしている都道府県のパスポートセンターで行います。赤ちゃん自身が申請に行くことはできないので、親権者であるパパやママが代理で申請することになります。

もし、住民票のある都道府県以外で申請したい場合は、「居所申請」という方法もありますが、通常よりも必要な書類が増えたり、手続きが複雑になったりする可能性があるので、まずは住民票のある都道府県での申請を検討するのがおすすめです。

赤ちゃんのパスポート申請、具体的な流れは?

赤ちゃんのパスポート申請は、基本的な流れは大人と同じですが、未成年ならではの注意点もあります。

1. 必要書類の準備

まずは、申請に必要な書類をしっかり揃えましょう。 未成年者が取得できるパスポートは5年有効のパスポートのみです。10年有効のパスポートは申請できないので注意してください。

【必須書類リスト】

  • 一般旅券発給申請書(1通)
    • パスポート申請窓口でもらえます。外務省のウェブサイトからもダウンロードできますが、日本国内のパスポートセンターではダウンロードしたものは使えないので注意しましょう。
    • 赤ちゃんの名前は、パパ・ママが代理で署名します。
      • おもて面の「所持人自署」欄
      • うら面の「申請者署名」欄
    • うら面の「法定代理人署名」欄には、親の署名が必要です。
  • 戸籍謄本または戸籍抄本(1通)
    • 申請日前6ヶ月以内に作成されたものが必要です。
    • 赤ちゃんの戸籍がある本籍地の役所でしか取得できないので、本籍地が遠方の場合は、郵送請求などを利用して早めに手配しておきましょう。
    • マイナンバーカードを使ってコンビニで取得することもできます。
  • 顔写真(1枚)
    • 縦4.5cm×横3.5cm、縁なし、無背景のものが必須です。
    • 申請日前6ヶ月以内に撮影されたものを用意しましょう。
  • 本人確認ができる書類
    • マイナンバーカードが最もスムーズです。
    • マイナンバー「通知カード」は本人確認書類として使えません。
    • 健康保険証と母子手帳の組み合わせでもOKです。
  • 住民票
    • 原則不要になりましたが、住民登録のない場所で申請する場合や、転居届提出日当日の場合など、状況によっては必要になることもあります。

2. 旅券窓口で申請

必要な書類が全て揃ったら、パスポートセンターの窓口で申請します。不足書類がないか、事前にしっかりと確認してから行きましょう。

3. パスポートの受領

パスポートの交付予定日になったら、再びパスポートセンターへ。この時、必要なものがいくつかあります。

  • 申請時に渡された受理票
  • 収入証紙
  • 収入印紙

最も重要なのが、パスポートの名義人である赤ちゃんを窓口に連れて行くことです。パパやママが代理で受け取ることはできませんので、赤ちゃんの体調が良い日を選んで受け取りに行きましょう。

申請から交付までには約1週間程度かかります。連休を挟む場合はさらに時間がかかることもあるので、旅行の予定が決まったら、なるべく早く申請手続きを始めるのがおすすめです。

赤ちゃんのパスポート、費用はいくら?

12歳未満の赤ちゃんのパスポートにかかる費用は、合計6,000円です。

  • 都道府県収入証紙代:2,000円
  • 収入印紙代:4,000円

これらはパスポートセンターで販売されているので、受領時に購入して、受理票に貼り付けて提出します。自治体によっては、収入証紙ではなく現金払いのところもあります。

パスポートの手数料以外にも、戸籍謄本・戸籍抄本の取得手数料(数百円程度)や写真撮影料がかかることも覚えておきましょう。

赤ちゃんのパスポート写真、どうやって撮る?プロにお願いする?

赤ちゃんのパスポート写真、これが一番の難関かもしれません。大人のように証明写真機で撮るのは至難の業です。パスポート用の写真は細かい規定があるので、受理されないと二度手間になってしまいます。

プロにお任せするのが断然おすすめ

一番確実で安心なのは、写真館でプロに撮影してもらうことです。赤ちゃん専門の写真館や、パスポート写真に慣れている写真館なら、赤ちゃんの機嫌を見ながら規定に沿った写真を撮ってくれます。

自宅で撮影するならココがポイント!

どうしても自宅で撮りたいというパパ・ママは、以下のポイントを押さえて撮影しましょう。

  • 白い布や布団の上に寝かせる:背景は無地(白推奨)が基本です。赤ちゃんを寝かせた状態で、真上から撮影しましょう。
  • 正面を向かせる:これが一番難しいポイント。親御さんがカメラの前に立って、赤ちゃんの目線を誘導してあげてください。おもちゃや音で注意を引くのも効果的です。
  • 目を開ける:目が閉じている写真はNGです。
  • 口を閉じる:口を開けた写真もNGです。
  • 顔に影ができないように:自然光が入る明るい場所で、影ができないように撮影しましょう。
  • 画質はきれいに:ピントが合っていない、ブレている写真は受理されません。

少しでも規定から外れると再提出になってしまう可能性があるので、自信がない場合はやはりプロに任せるのが安心です。

まとめ

赤ちゃんのパスポート申請は、基本的な流れは大人と同じですが、未成年ならではの注意点や、写真撮影の難しさなど、いくつかハードルがあります。

海外旅行の直前になって「書類が足りない!」「写真がダメだった!」なんてことにならないように、旅行の計画が具体的に決まったら、すぐにでもパスポートの準備を始めるのがおすすめです。

大切な赤ちゃんとの初めての海外旅行、しっかりと準備を整えて、最高の思い出を作ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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