赤ちゃんがえびぞりをする原因は?対処法は?

パパ育児

赤ちゃんがえびぞりをすることがあるけど、反りすぎていて心配になることありますよね。

また、よく反り返りをする子は病気の可能性もあると聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、赤ちゃんがえびぞりになる原因や対処法について紹介したいと思います。

赤ちゃんがえびぞりをする原因とは?

姿勢をまっすぐ保とうとしている

赤ちゃんはママのお腹の中で丸まっていたため、外に出て初めて姿勢をまっすぐ保つ力がつき始めます。最初の頃はその力加減がうまくできずに、背中側の力が強く働いて反ったり、えびぞり状態になったりするといわれています。

何か不快に感じている、機嫌が悪い

抱かれ心地が悪い、背中が汗で湿っている、お腹が空いているなど、赤ちゃんが何か不快に感じたときに力が入って体を反ることがあります。

また、赤ちゃんは、生後6ヶ月頃から自我が芽生えます。まだ遊びたい、まだ眠くない、もう飲みたくないなど、意に反することがあると反り返るようになります。

興味のあるものを見ようとしている

仰向けに寝かせている状態のときに体を反るのは、赤ちゃんが興味のあるものを発見して、自分の目で見たいための可能性があります。

身体を動かしている

赤ちゃんは運動機能が目まぐるしく発達するため、「ただ身体を動かしている」という場合もあります。

一般的に5〜6ヶ月頃になると寝返りができる子は増えてきます。寝返りが出来る前段階の生後4ヶ月頃からは、寝返りの練習をしていることも考えられます。

赤ちゃんのえびぞりと発達障害の関係とは

発達障害のひとつである自閉スペクトラル症のある赤ちゃんに、えびぞりのような反る行為がみられることがあります。

しかし、えびぞり自体そのものは悪い行為ではなく、成長の過程でみられる動きのひとつでもあるため、えびぞりするからといって発達障害というわけではありません。

ASD(自閉スペクトラム症)のある赤ちゃんが反り返りやすい理由

ASDの赤ちゃんは、感覚過敏や体の緊張が強く、些細な刺激に対しても過敏に反応する傾向があり、結果として過剰に反り返ることがあります。強い反り返りが長時間続く以外に、視線が合いにくい、名前を呼んでも反応しにくい、表情が乏しいなどの特徴がみられることもASDのサインと言われています。

反り返りやえびぞりの状態になっているから必ずしもASDとは限りません。心配な場合は、小児科や専門の機関に相談することをオススメします。

赤ちゃんが反る・えびぞりになるときの対処法とは

抱っこの方法を変えてみる

抱っこしているときにえびぞりになる場合には、横抱き、縦抱きなど変えてみたり、抱っこ紐を使って密着させたりして抱っこの仕方を変えて安心感を与えることで、緊張感が和らぎ、落ち着きやすくなることもあります。

不快感を取り除いてあげる

不快感を取り除いてあげるのも良い方法です。不快感を和らげるためには環境整備が必要です。

服のタグや縫い目があたらないようにする、服装の素材を快適なものにする、軽くマッサージをしてリラックスさせるのも良いでしょう。

寝返り練習中の場合は、うつぶせにしてみる

寝返りができるようになっている場合、赤ちゃんがえびぞりをしているときは、うつ伏せにしてあげてみると、ご機嫌になることもあります。

ただし、うつ伏せの状態で寝返りの練習をさせる場合には、必ず目を離さず、短時間で行うようにしましょう。そのまま赤ちゃんがうつ伏せの状態で寝てしまうと、乳幼児突然死症候群を引き起こす可能性もありますので注意しましょう。

まとめ

赤ちゃんはまだ上手く話せないため、全身を使って自分の感情を表現します。そのひとつがえびぞりのこともありますので、赤ちゃんの気持ちを読み取って、色々な対処法について試してご機嫌に過ごしてもらう環境づくりをしていきましょう。

もし、病気の心配があるようであれば、病院を受診して相談をしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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