魔の6ヶ月ってなんとなく聞いたことあるけど、実際にどのようなことが起こるのか、どのようなことが原因で起こるのか分からないですよね。
今回は、魔の6ヶ月が起こる原因や対処法について紹介したいと思います。
魔の6ヶ月とは?
魔の6ヶ月とは、生後6ヶ月ごろになると、赤ちゃんが急にぐずったり、夜泣きをしたりすることで、パパやママを困らせてしまう行動が増えることを指します。
赤ちゃんの具体例な行動や特徴には、以下のようなことが挙げられます。
- 急にぐずりがひどくなる、増える
- 常に抱っこを求めてくる
- 少しでも離れると泣く
- 夜泣きがひどい
- 授乳も離乳食も嫌がる
ただし、「魔の6ヶ月」という言葉は医学的な用語ではなく、パパやママの経験から生み出された言葉です。6ヶ月になったら必ず始まるわけではなく、タイミングや程度には個人差があります。
魔の6ヶ月が起こる原因は?
魔の6ヶ月の原因は、はっきりとわかっていない部分もありますが、主な原因と考えられていることは、以下の3つです。
- 身体の発達による刺激
- 心の成長、メンタルリープ
- 歯の生え始めによる違和感
順番に解説します。
身体の発達による刺激
生後6ヶ月頃になると、おすわりができるようになる赤ちゃんもいます。支えなしで少しの間座れるようになると、これまでと見ていた世界が大きく変わります。
おすわりにより、これまでの2次元の平面から高さが加わる3次元となるため、物の認知の仕方が変わり、遊び方にも大きく影響するのです。
この大きな成長の段階で赤ちゃんが心身ともに不安定になり、ぐずぐずしたり、甘えたりすることがあります。
心の成長、メンタルリープ
赤ちゃんの脳がぐんと成長する時期を、「メンタルリープ」と言います。
生後6ヶ月頃になると「関係の世界のリープ」という時期に突入します。このリープに突入するのは生後26週頃といわれていますが、生後23週頃から自身の変化に戸惑いを感じ始めるようです。
メンタルリープの時期は1歳までに8回あると言われていて、メンタルリープに突入すると、新しい力を身に付けるため、赤ちゃんの体内が大きく成長します。その急激な変化に赤ちゃんは不安になるため、ぐずったり、泣き止まなくなったりすると考えられています。
歯の生え始めによる違和感
生後6ヶ月になると、歯が生え始める赤ちゃんがいます。最初の乳歯が生え始める時期は、歯茎の違和感やかゆみがあり、不機嫌になる場合があります。
急に離乳食を嫌がるようになったり、ムズムズかゆそうにしていたりする場合は、歯固めを試してみるといいかもしれません。
オススメの歯固めは以前の投稿を参考にしてください。
魔の6ヶ月の対処法とは?
ぐずりが治まらないとき
ぐずりが治らないときは、少し泣いているのを見ていてもいいでしょう。
赤ちゃんの安全を確認した上で、少し離れた場所に行くと、パパやママも落ち着き、赤ちゃんも落ち着くこともあるかもしれません。
抱っこしないと泣き続けるとき
抱っこしないと泣き続けるときは、スキンシップを増やし、たくさん抱っこしたり、話しかけたりしましょう。パパやママが疲れない程度にできる範囲で抱っこしてあげるようにしましょう。
夜泣きがつらいとき
いろいろ試しても夜泣きが治まらず、泣き止まないこともあるかもしれませんが、それでも問題ありません。
パパやママがイライラしているときに抱っこしても赤ちゃんも泣き止まないので、赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、少しその場を離れてみるようにしましょう。
授乳や離乳食がうまくいかないとき
離乳食が始まったばかりの時期は、うまく食べずに進まないこともあります。
あまり食べない日があっても、元気にしている様子があれば様子をみていいでしょう。
授乳が上手くいかないときは、搾乳などして、タイミングみてあげるようにしてみましょう。
まとめ
魔の6ヶ月は、成長の証でもあります。実際に直面すると辛いかと思いますが、赤ちゃんの成長を見ることができている嬉しさ、魔の6ヶ月とはこういうものだと割り切ることができれば、パパやママも少し気持ちが楽になるかもしれません。それでも一人で辛いときには、一人で解決しようとせず、周りの方を頼るようにしましょう。
無理せずに過ごして、パパやママが幸せでいることが赤ちゃんにとっても幸せになります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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