8ヶ月不安って聞いたことありますか?その名の通り、生後8ヶ月頃に赤ちゃんに起こる現象のことです。具体的にどのようなものなのかを紹介したいと思います。
今回は、8ヶ月不安についてやなぜ8ヶ月不安で人見知りなどが起こるのかについてまとめております。
8ヶ月不安とは?
「8ヶ月不安」とは、生後8ヶ月頃になると赤ちゃんが知らない人に「人見知り」の反応をすることです。
多くの赤ちゃんに見られ、6〜8カ月くらいから1才半くらいまで続くことが多いです。
この時期は、ママを特別な存在だと認識し始めます。そのため、ママが自分から離れたり知らない人を見たりすると、不安や恐怖を感じます。
パパに対しても人見知りをする、パパ見知りをする子もいます。
生後8ヶ月頃に始まる発達段階の1つですが、8ヶ月不安の程度には大きな個人差があります。
なぜ人見知りや夜泣き、後追いなどするのか?
この時期になぜ人見知りなどが理由としては、赤ちゃんの心が成長して、ママが特別な存在だと認識し始めるからです。
人見知りは、見慣れた人と見慣れない人とを区別できるようになる発達過程で起こります。
ママではない見知らぬ人が目の前にきたとき、「相手に近付きたい気持ち」と「相手が怖い気持ち」という相反する感情で葛藤することにより、人見知りが起こると言われています。この現象は、パパに対しても起こります。
後追いについても、ママがすぐに戻ってくることを理解できないため、不安になり後追いや泣いたりしてしまいます。
赤ちゃんのなかには後追いや人見知りをしない子もいますが、後追いや人見知りする度合いは、個人差があります。「後追いしない」「人見知りしない」というだけで、心配しすぎなくても大丈夫です。
8ヶ月不安の対処法について
声かけをする
「○○していい?」「ママ(パパ)はいるから大丈夫だよ」などの声かけをすることで、言葉を少しずつ理解して、不安も少なくなることもあるかもしれません。
抱っこして安心させる
赤ちゃんは何かしら不安があるため、人見知りや後追いをしてしまうため、抱っこして安心させることが赤ちゃんにとって大切です。
割り切る
後追いをするのは今だけの時期なので、割り切ってずっと一緒にいようと考え方を変えることも一つの方法です。
8ヶ月不安に対して気をつけてほしいこと
この時期の赤ちゃんの対応で最も重要なことは、「安心させること」です。ママと離れることが嫌がるのは当然のことで、わがままというわけではありません。
人見知りは一般的に2~3歳、後追いは1歳~1歳半頃までに落ち着きますので、今しかこのような時期はないという考えで、貴重な時間を過ごしてください。
まとめ
8ヶ月不安が起こる時期は、赤ちゃんにとっても成長している段階で不安なことも多い時期ですが、落ち着く時期は必ず来ます。そのため、今だけと思って赤ちゃんとの触れ合いを大切にし、赤ちゃんとの時間を大切に使うようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント