首はどうやってすわる?実際に首がすわるまでの流れについて解説

パパ育児

生まれたばかりの赤ちゃんは、首がふにゃふにゃしていて抱っこするときに怖いと感じる人も多いはずです。抱っこする際に赤ちゃんの首をガクンとさせてしまうと、

首がすわるってどのような状態!?

「首がすわる」とは、首の筋肉が発達し、首で頭を支えられる状態になることを言います。

赤ちゃんの体は「上から下へ」「体の中央から末端へ」発達していきます。そのため、首すわりは、赤ちゃんにとって記念すべき最初の体の発達と言えます。

首すわりを始まりとして、ふにゃふにゃしていた赤ちゃんの体は次第にしっかりとしていきます。

赤ちゃんの首はいつすわる?

先輩パパ・ママさんのデータ上では、生後3ヶ月で首がすわった赤ちゃんがもっとも多い結果となりました。

とはいえ、首がすわった時期は生後2ヶ月~生後6ヶ月以降とかなりさまざま。抱っこする際に赤ちゃんの首をガクンとさせてしまい、怖くて首すわりをなかなか確認できなかったというママもいるようです。

また、3〜4ヶ月健診で首のすわり具合いを確認するため、健診時に首がすわっていたことに気づいたという声もありました。

出典:https://ninaru-baby.net/26019?rel=ninarubaby-ios

首がすわるまでの4つのステップ

生まれたばかりの赤ちゃんは首の筋肉が弱く、自分で頭を動かすことができません。

その状態から、どのようにして首がすわっていくのか写真で見てみましょう。

1. 横を見るようになる

新生児 横を見る 赤ちゃん 首すわり

赤ちゃんが自分の意志で横を向けるようになります。これが、首すわりの第一ステップです。

2. 周囲を見回せるようになる

赤ちゃん 周りを見回す

その後、横だけでなく周囲を見回せるようになります。また、うつ伏せにすると首を持ち上げようとする赤ちゃんもいます。

縦抱きをすると、新生児期ほどは首がグラつかなくなったことを実感するママも多いようです。

3. うつ伏せにすると少しの時間なら頭を持ち上げる

首を持ち上げる 赤ちゃん 首すわり

うつ伏せにしたときに少しの時間なら頭を持ち上げられるようになると、もう一段進んだ証です。ただ最初はその状態を長く維持することはできません。

4. うつ伏せの状態で頭を持ち上げる時間が長くなる

赤ちゃん 寝返り うつ伏せ

うつ伏せにしたときに頭を持ち上げる時間が長くなったら、首に筋肉がしっかりついてきたサインです。腕で体を支えて、頭を持ち上げる赤ちゃんもいます。

※赤ちゃんをうつ伏せにするときは、赤ちゃんの機嫌のいいタイミングを選びましょう。また、泣くなど嫌がる様子があったらすぐに中断してください。

出典:https://eversense.co.jp/article/24495

赤ちゃんの首がすわるまでの注意点

赤ちゃんの首がすわるまで、パパ・ママはどのような点に注意すればよいのでしょうか。赤ちゃんが安全に過ごせるように以下の点を注意しておきましょう。

うつ伏せ寝をさせない

首がすわっていない状態の赤ちゃんは、うつ伏せに寝かせたときに自力で首を持ち上げることができません。柔らかい布団などの上でうつ伏せに寝かせていると、口や鼻が塞がってしまって窒息死してしまう可能性があります。乳幼児突然死症候群のリスクもあるため、必ず赤ちゃんは仰向けで寝かせましょう

横抱きをする

首がすわっていない状態でも、頭を支えてあげれば縦抱きはできます。ただ首がすわっていない状態での縦抱きは、赤ちゃんの首に大きな負担がかかってしまいます。首がすわるまでは、基本的に横抱きをしましょう。

ただし、授乳後は、一時的に縦抱きにしてゲップを促してあげてください。

「たかいたかい」をしない

赤ちゃんをあやす動作のひとつに「たかいたかい」がありますが、この動作を首がすわっていない状態で行うのは危険です。「たかいたかい」をするのは、必ず首が完全にすわってからにしてください

前開きの服を選ぶ

首がすわる前の赤ちゃんに、頭から被せるタイプの服を着せてしまうと、首を通すときに頭がぐらついてしまい、うまく頭が出せません。無理やり着せると首に大きな負担がかかってしまうこともあります。

首がすわる前は前開きの服を選べば着脱も簡単です。

首すわり前に適した抱っこ紐を使う

赤ちゃんとのお出かけの際や、家事をする際には抱っこ紐が欠かせません。ただ、この抱っこ紐は、月齢ごとにさまざまな種類があります。首がすわっていない赤ちゃんに抱っこ紐を使うときは、首をサポートできるタイプのものを選んでください。月齢に合っていないものを選んでしまうと、首に負担がかかってしまいます。

赤ちゃんの首がすわってからの注意点

赤ちゃんの首がすわってからも、気をつけなければならないポイントがあります。これから紹介するポイントは必ず押さえておきましょう。

1カ月程度様子を見る

首が完全にすわったと判断された場合でも、1カ月程度は様子を見てください。首がすわっていたとしても、100%首が安定しているとは限りません。無理な体勢にしないようにしましょう。

しばらくは頭を支えてあげる

首がすわると縦抱きができるようになり、普段抱っこするときもかなり楽になります。ただし首がすわってすぐのうちは、縦抱きをするときに手を添えて抱っこしてあげるようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんによって成長速度はさまざまです。3ヶ月~4ヶ月に首がすわるのが多いとはいえ、無理して首をすわらせることはせず、赤ちゃんのペースで首がすわっていくのを待ちましょう。首がすわっていく成長過程も楽しんで子育てしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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