赤ちゃんの寝相が悪いのはなぜ?原因と対策について!

パパ育児

赤ちゃんってなんであんなに寝相が悪いのか疑問に思うことってありませんか?

ベッドでも動いたりして慌ただしい状況かと思いますが、なぜ寝相が悪くなるのかなどまとめております。

今回は寝相が悪い原因や寝相が悪い際の注意点について紹介したいと思います。

赤ちゃんの寝相が悪い原因とは?

赤ちゃんとの睡眠サイクルとの関係

赤ちゃんの寝相がひどいと思えるくらいに悪くなりがちなのは、睡眠サイクルに理由があると考えられています。

睡眠サイクルには、大きくレム睡眠とノンレム睡眠の2つの状態があります。

・レム睡眠…身体は休んでいるが、脳は活発に動いている状態。目を閉じていても目玉が素早く動く「急速眼球運動」が起こり、夢を見るのもほとんどがこの状態のときです。
・ノンレム睡眠…眠りが深く、脳の一部が休んでいる状態。「急速眼球運動」は起こらず、夢もあまり見ません。

一般的に、大人は眠るとまず深い睡眠であるノンレム睡眠に入り、その後浅い睡眠であるレム睡眠に移行します。ノンレム睡眠とレム睡眠は90分間隔で訪れ、このサイクルを一晩に4~5回繰り返しています。

しかし、赤ちゃんの睡眠サイクルは大人のこれと大きく異なります。

生まれたばかりのころは睡眠時間のおよそ50%がレム睡眠と、レム睡眠の割合がとても多くなっています。新生児期の赤ちゃんが、1回の睡眠時間が短く、ちょっとした物音でもすぐに起きてしまうのはこのためです。その後、レム睡眠の割合は成長とともに減少していきますが、脳波上、成人と同じ90分サイクルになるのは3~6歳ごろです。

このように、赤ちゃんの頃は睡眠サイクルが大人と違い、短い周期でレム睡眠とノンレム睡眠が切り替わるので、これが寝相を悪くしている大きな要因と考えられています。

赤ちゃんの寝る環境の問題

寝ているときに赤ちゃんが暑いと感じると、大人と同じように布団を蹴ったり、涼しさを求めて動き回ったりします。赤ちゃんは大人より新陳代謝が良く体温が高いため、パパやママにとっては快適でも、赤ちゃんには暑すぎる場合があります。

赤ちゃんの過ごしやすい室温としては、冬:20~25℃/夏:外気温より4~5℃低い程度、湿度は50%前後となっています。

赤ちゃんの体調の問題

大人も体調が悪いときにはなかなか眠ることができないように、赤ちゃんも体調が悪いと寝相が悪くなることがあります。

少し体調が優れない場合、普段より寝相が悪いだけでなく夜泣きがひどいこともあるので、赤ちゃんの寝ている様子をチェックしてあげましょう。

赤ちゃんの寝相が悪いときの注意点とは

寝冷えに気をつける

寝相が悪いと、寝返りをうつうちに布団をけとばしたり、服がめくれ上がってしまうことがありますので、寝冷え対策をしっかり行うことが大切です。

布団がなくてもお腹が冷えないよう、上下がつながっている服や、腹巻を着せてあげましょう。寒い時期はスリーパーなど、保温性の高いものを着せると良いでしょう。

ただし、着せすぎると体温が上がり過ぎて、寝苦しくなってしまうこともあるので注意が必要です。

転落に気をつける

赤ちゃんが寝返りが多くなると、寝ている間に動き回るためベッドから落ちてしまう危険性があります。

ベビーベッドでの死亡や怪我の事故がありますが、ベビーベッドの柵の扉がきちんとしまっていなかったため、柵が開いてしまい事故に繋がっているケースは多々ありますので、くれぐれもロックを忘れずに、正しい使用方法やロック機能に故障はないかなどについても確認しておきましょう。

事故予防をする

寝相が悪いと、赤ちゃんが布団の周りにあるものに埋まって、窒息してしまう危険性があります。赤ちゃんがどのように動くか分からないので、窒息の危険がないよう、万が一に備えて硬めの敷布団を利用し、シーツは常にぴんと張る、枕は使わない、 ぬいぐるみやクッションなど顔をうずめやすいものを近くに置かないなどの対策も心がけまましょう。

赤ちゃんの寝相が悪いときの対策は?

赤ちゃんの寝相が悪いのは珍しいことではないので、あまり心配する必要はありません。対策も特に必要ないケースが多いですが、前述した注意点については守りましょう。

まとめ

赤ちゃんの寝相が悪いのに色々な要因がありますが、赤ちゃんが寝相が悪いのは当たり前と思って過ごしましょう。

ただし、寝相が悪いことにより危険が伴うようなこともありますので、注意して過ごすようにしましょう。特に窒息などの事故などには繋がらないように十分注意したいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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