赤ちゃんにマッサージって必要なのかと疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
今回は、ベビーマッサージのやり方や得られる効果などについて紹介したいと思います。
赤ちゃんのベビーマッサージとは
ベビーマッサージとは、赤ちゃんに優しく触れてマッサージをすることです。肌と肌で触れ合いながら親子のスキンシップをすることで、赤ちゃんに安らぎをもたらし、その心地よい刺激が赤ちゃんの心や体の発達に良い影響を与えると考えられています。
ベビーマッサージの赤ちゃんへの効果は?
赤ちゃんが精神的に安定する
パパやママに触れられる心地よさから、自分は愛されているんだと感じることができ、リラックスして情緒が安定します。
赤ちゃんの免疫力がアップする
で赤ちゃんの皮膚が丈夫になり、免疫力が高まる効果が期待できます。
赤ちゃんの便秘解消になる
赤ちゃんは1日の大半を眠って過ごすのが一般的。あまり眠らない子でも、まだ立ったり歩いたりできないため腸が上手く動かず便秘になってしまう子もいます。
ベビーマッサージでお腹をマッサージしたり、体を動かしてあげることは便秘の軽減にも効果が期待できるでしょう。
夜泣きの軽減ができる
しっかりと体を動かしつつ心身共にリラックスできるため、ベビーマッサージを行うことで夜泣きが軽減される可能性があります。
ベビーマッサージは何歳から可能?
ベビーマッサージを始める年齢や時期に明確な決まりはありません。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの肌はデリケートなため、生後1ヵ月を過ぎてから始めるのがおすすめです。
生後1ヵ月未満の赤ちゃんには手だけや足だけ、などポイントでマッサージをして触れることに慣れてもらうと良いでしょう。
ベビーマッサージのやり方
ベビーマッサージは、赤ちゃんを裸にして行います。おむつはつけたままのほうがおしっこしてしまう心配がないので良いかもしれません。
室温を25度程度にして、赤ちゃんが寒くないようにしましょう。
タオルの上に赤ちゃんを裸で寝かせます。オイルを使用する場合は、ママの手にオイルをたっぷりとって、人肌に温めてからベビーマッサージを始めましょう。
1. 胸のマッサージ

胸の中央に両手のひらを置き、中央から外側に向かってハートの形を描くように優しく撫でます。2~3回繰り返したら、次に赤ちゃんの右胸から左肩にかけて斜めに撫で上げ、同じ道を通って撫でおろします。左右2~3回ずつ行います。
2. お腹のマッサージ

おへその下あたりに手を置き、下に撫でおろします。このとき、両手は重ねるようにして、交互に使います。2~3回繰り返したら、手のひらで時計回りに円を描くようにマッサージします。
3. 足のマッサージ

片手で足首をしっかりと固定し、反対の手で太ももから下に向けて絞るようにマッサージします。左右2~3回繰り返したら、両手で片方の足を持って、ぶるぶると震わせながら撫でおろします。こちらも左右2~3回ずつ行います。
4. 背中のマッサージ

赤ちゃんをうつぶせの姿勢にして、両手の指で背中の中央から肩甲骨に向けて、羽根を描くように丸く撫でましょう。2~3回繰り返したら、赤ちゃんを横向きにして、両手の手のひらを背中に乗せ、肩からおしりに向けて交互に撫でましょう。
引用元:https://eversense.co.jp/article/25686
赤ちゃんをベビーマッサージするときの注意点は?
ベビーマッサージを行う際には、いくつか注意するポイントがあります。赤ちゃんにとって負担にならないよう、ここで紹介するポイントに気を付けてマッサージを行いましょう。
- パパ・ママの手を清潔にし爪を短くする
- 指輪などのアクセサリーを外す
- 手のひら全体で赤ちゃんに触れる
- 赤ちゃんの機嫌が悪いときにはやらない
- 授乳直後や赤ちゃんの空腹時は避ける
- マッサージ後は授乳(水分補給)をする
- オイルは植物性のものを選び、使用前に必ずパッチテストを行う
- 1回で10~15分を目安にする
- マッサージは上から下に向かって行う
まとめ
ベビーマッサージは子供にとって非常に良い影響を与えることができます。ただ、赤ちゃんだけではなく、パパ・ママにも良い影響があるので積極的に行っていきましょう。
パパ・ママがマッサージして気分がリラックスすることで、赤ちゃんもリラックスすることができます。ぜひお風呂上がりや寝る前に行ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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