生まれたばかりの赤ちゃんは肌が弱く、肌トラブルが起きやすいです。特によだれが出始める生後2ヶ月頃からは、よだれによって赤ちゃんの口の周りや頬が赤くなる「よだれかぶれ」になることがあります。
今回は、よだれかぶれについて、対策や治し方について説明したいと思います。
どうして肌トラブルが起きやすい?原因は?
赤ちゃんは、皮膚が大人よりも薄く乾燥しやすいため、わずかな刺激を受けるだけで、肌に負担がかかりやすいことが原因です。
新生児~生後2・3ヶ月は皮脂分泌が盛んで顔や頭皮がベタベタ
生まれてからしばらくはママからもらったホルモンの影響で、皮脂分泌が過剰な状態です。
おでこや眉毛の周り、頭皮を中心に「新生児ニキビ」や「乳児脂漏性湿疹」といった肌荒れが起こりやすいです。
生後2・3ヶ月頃になると皮脂分泌は自然と落ち着き、一転して乾燥しやすい状態に傾きます。
よだれかぶれ
赤ちゃんは口を閉じたり、唾液を飲み込んだりすることがまだ上手にできません。そのため、口の周りや頬に頻繁によだれが垂れてしまいます。その唾液に含まれる消化酵素が刺激となり、よだれかぶれになります。
いつからいつまで続く?
冒頭にも記載した通り、赤ちゃんは生後2ヶ月頃からよだれが出るようになり、その頃からよだれかぶれになりやすくなります。
その後、生後6~7ヶ月頃になると乳歯が生え始め、離乳食も始まるため、さらによだれが出やすくなります。しかし、生後8~9ヶ月頃には口の周りに筋肉がついて、少しずつよだれの量が減っていきます。
個人差はありますが、1~3歳になってよだれの量が落ち着いてくると、よだれかぶれは起きにくくなってきます。
よだれかぶれの対策
食事の後は口周りをやさしく拭く
食事の後に赤ちゃんの口周りに食べかすや飲み物の汚れなどが付いたままにすると、かぶれを引き起こしやすくなります。食事の後は柔らかいコットンやウェットティッシュなどで口周りをやさしく拭いてあげましょう。
ゴシゴシこすると、それが赤ちゃんのデリケートな肌を刺激してしまうため、力を入れずにやさしく拭くことを心がけましょう。
こまめにスタイを交換する
赤ちゃんがねんねしているときにスタイをつけたままにすると、何かの拍子でこすれてよだれが悪化することもあります。
授乳や離乳食が終わったらスタイを取り外すようにしましょう。
赤ちゃんの肌を清潔に保つ
赤ちゃんの肌はデリケートなので、肌荒れを防ぐためには肌を清潔に保つことが大事です。
入浴時は、石けんやボディソープを使って丁寧に洗ってあげましょう。
大人用の石けんやボディソープは、香料や着色料などの成分を含んでいることもあり、これらの成分が赤ちゃんの肌には刺激となることがあります。赤ちゃんの肌を洗うときは無香料・無着色で低刺激のものや、ベビー用の石けんやボディソープを使うのがおすすめです。
保湿をする
汚れを拭き取ったり洗顔をしたりしたあとは、水気をしっかり取ったうえで保湿をします。
水気が蒸発するときに肌の水分を奪ってしまうので、まずはガーゼなどで水気を押さえるようにしましょう。その後、口回りや頬に使える保湿クリームを塗りましょう。
オススメの保湿クリームは、ALOBABY(アロベビー)です。
以前の投稿でALOBABY(アロベビー)についてはオススメしている記事がありますので、あわせて読んでみてください!
まとめ
赤ちゃんの肌は大人より薄いため乾燥しやすいです。乾燥すると肌トラブルを起きやすいため、肌トラブルに悩まないためには、日頃から肌を清潔に保つことと、保湿をすることが重要です。
ただ、肌を清潔に保ち、毎日しっかりと保湿していても今の冬の時期は乾燥してかぶれにもなってしまいます。あまりにもかぶれがひどくなってしまったときには、皮膚科を受診して薬をもらいましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。