赤ちゃんのお風呂っていつ入るのがいいのか、お風呂に浸かる時間ってどのくらいがベストなんだろうと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
今回は、赤ちゃんに関するお風呂事情についてまとめております。
お風呂に入る時間帯のベストは?
新生児の沐浴の際には特に決まりはありませんが、日々同じ時間に沐浴をすることで、赤ちゃんの生活リズムを整えることができます。
2ヶ月目以降は、昼夜が徐々に分かるようになり昼夜の違いを認識し始めるため、4ヶ月頃になると夜間に長く眠る習慣が身につきます。
赤ちゃんが夜20時から21時頃に就寝することで、翌朝6時から7時頃の起床を促し、朝日を浴びることができます。朝日を浴びることは、体内のメラトニン(睡眠物質)のリズムを整え、生活リズムを確立するのに非常に重要です。そのため、20時から21時頃に就寝することを考えると、お風呂の時間帯は19時から20時が最適です。
お風呂に浸かる時間は?
新生児から6カ月の赤ちゃんがお風呂の湯船につかる時間は、5分以内が適切です。
その理由としては、赤ちゃんがお風呂に長時間つかると疲れてしまうためです。赤ちゃんの体は非常に小さく、エネルギーの消費と体温の調節が大人とは異なります。長時間のお湯につかることは、赤ちゃんにとって大きな負担となります。
乳児のエネルギー必要量は年齢や性別によって異なります。例えば、0〜5ヶ月の男の子では約550kcal、女の子では約500kcalが必要とされています。そして、お湯に20分間つかることで、42℃のお湯で約220kcal、40℃で約110kcal、39℃で約50kcalを消費するとされています。
赤ちゃんがお風呂につかる時間を5分以内に保つことは、赤ちゃんのエネルギー消費を抑えるためです。
新生児~6ヶ月の赤ちゃんのお風呂の温度は?
新生児から6カ月の赤ちゃんにおすすめのお風呂のお湯の温度は、37℃〜39℃の範囲内の微温浴です。この温度帯での入浴は、軽度の血圧、脈拍、体温の変化を引き起こしますが、これは赤ちゃんにとって安全な範囲での変化です。さらに重要なのは、この温度で入浴することで、赤ちゃんが精神的にもリラックスした状態になるという点です。このようなリラックスした状態は、赤ちゃんの心身の発達にも良い影響を与え、親子のスキンシップの時間をより有意義なものにします。
まとめ
生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは、お風呂の時間は長すぎず、お風呂の温度も熱すぎないお風呂で浸かることが重要になります。
お風呂は気持ちいいですが、エネルギーを使う場所にもなるので、長湯はしないよう気をつけましょう。
お風呂の時間はリラックスできる環境を整えて、良い睡眠に繋がるようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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