赤ちゃんのお菓子って、いつからあげていいのか、どんなものがいいのか悩みますよね。「赤ちゃんせんべい」はメジャーだけど、うちの子はいつから食べられるの?どれくらいあげていいの?と疑問に思うパパやママも多いのではないでしょうか。
今回は、赤ちゃんせんべいを安心して食べさせる時期や量、さらに人気の市販品から手軽な手作りレシピまで、賢いベビーフード活用術をご紹介します。
赤ちゃんせんべいってどんなもの?一般のおせんべいとの違い
「赤ちゃんせんべい」は、その名の通り、赤ちゃんが食べられるように作られたお菓子のことです。普通のせんべいとどう違うの?と思うかもしれませんが、大きな違いは以下の3つです。
- やわらかさ:口に入れた瞬間、ふわっと溶けるくらいやわらかく、赤ちゃんが喉に詰まらせる心配が少ないように作られています。
- 味付け:塩分はほとんどなく、ごくわずかに甘みを感じる程度です。赤ちゃんの未熟な味覚に配慮されています。
- 原材料:主にお米が原料で、商品によっては、カルシウムやオリゴ糖が配合されているものもあります。着色料や保存料、香料が無添加のものがほとんどなので、安心して与えられます。
スーパーやドラッグストアのベビーフードコーナーで、「ベビーせんべい」として2枚ずつの個包装で売られていることが多いですね。
赤ちゃんせんべいはいつから食べられる?適切な時期と進め方
市販の赤ちゃんせんべいは、生後6〜7ヶ月頃から食べられるものがほとんどです。ただし、商品によっては対象月齢が異なるので、必ずパッケージの表示を確認しましょう。
生後5ヶ月を過ぎて離乳食が始まり、少しずつ口に食べ物を含んで飲み込むことに慣れてきたタイミングがベストです。赤ちゃんせんべいは、以下のようなメリットがあります。
- 噛む練習・飲み込む練習:離乳食に慣れてきた赤ちゃんにとって、噛んだり飲み込んだりする練習になります。
- 手づかみ食べの練習:赤ちゃんの小さな手でも持ちやすいサイズなので、手づかみ食べの第一歩としてもぴったりです。
ただし、赤ちゃんによっては表示の月齢になっても食べないことも。食感や味が好みでなかったり、まだ上手に飲み込めなかったりすることもあります。無理に食べさせる必要はありませんので、赤ちゃんの様子をよく見て進めてあげましょう。
せんべいを食べさせる際の量と注意点
赤ちゃんせんべいは、あくまで「おやつ」です。離乳食や母乳・ミルクで十分な栄養が摂れている時期なので、あげすぎには注意しましょう。
赤ちゃんが欲しがるからといって、食事の代わりや、食間のお腹が空いた時に頻繁にあげるのは避けるべきです。お出かけ先で小腹を満たす時や、少しぐずっている時に少量あげるのがおすすめです。
一般的な2枚入りの赤ちゃんせんべいなら、1回に1袋(2枚)で十分です。お米が主原料なので、食べ過ぎるとカロリーオーバーになる可能性もあります。
赤ちゃんせんべいの種類とおすすめ商品
赤ちゃんせんべいと言えば「ハイハイン」が有名ですが、他にも様々な種類があります。赤ちゃんの好みや月齢に合わせて選んでみましょう。
定番中の定番!亀田製菓 ハイハイン
商品名 | 亀田製菓 ハイハイン |
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特徴 | 口に入れると唾液ですぐに溶ける、消化吸収しやすい設計。アレルギー特定原材料等28品目、香料、着色料不使用。 |
対象月齢 | 生後7ヶ月から |
まずはこれから試してみて!という方も多いですよね。定番だからこその安心感があります。
野菜の栄養もプラス!キユーピー 野菜入りソフトおせんべい
商品名 | キユーピー 野菜入りソフトおせんべい |
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特徴 | かぼちゃ、にんじん、ほうれん草入りで、野菜のやさしい甘みが特徴。着色料、保存料、香料不使用。 |
対象月齢 | 生後7ヶ月から |
野菜も摂らせたい!というパパ、ママにおすすめ。彩りも良く、赤ちゃんも喜んで食べてくれるかも。
赤ちゃんせんべいを手作り!簡単ヘルシーレシピ
市販の赤ちゃんせんべいも良いですが、自宅で手作りすれば、さらに安心・安全。材料もシンプルで、余計なものが入らないので、ぜひ挑戦してみてください。
材料
- 米粉:100g
- お湯:80g
作り方
- 米粉にお湯を少しずつ加えながら、もちもちして柔らかくなるまでよくこねる。
- 赤ちゃんが食べやすい大きさに分け、15分程度蒸し器で蒸す。
- 蒸し上がったら、さらに小さく分け、せんべいの形に整える。
- 数日間乾燥させる(完全に乾くと半透明になります)。
- 食べる分だけクッキングシートに並べ、電子レンジ500Wで1分〜1分30秒ほど加熱する。
- 様子を見ながら30秒くらいでひっくり返し、焦げ目がつく前にレンジを止めたら完成!
ポイント
お好みで塩や砂糖をひとつまみ加えてもOKですが、素材そのものの味で食べさせることで、赤ちゃんの味覚の発達にも繋がりますよ。
まとめ
赤ちゃんせんべいは、クッキーやビスケット、ボーロなどに比べると、比較的カロリーが低く、糖分も少ないため、おやつの中ではオススメです。
しかし、あくまでおやつ。離乳食の進み具合や赤ちゃんの食欲に合わせて、食べさせる時期や量に注意し、上手に取り入れることが大切です。手づかみ食べの練習や、ちょっとした気分転換に、ぜひ活用してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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