絵本を読み聞かせたりするのは良く聞くが、実際にどんな効果があるのか?始める時期っていつから始めてOKなのか?など気になることがあると思います。
今回は、読み聞かせを始める時期や、読み聞かせによって得られる効果について紹介したいと思います。
読み聞かせとは?
「読み聞かせ」とは、大人が子どもに対して本や物語を読み聞かせることです。
「読み語り」「読み合い」とも言われ、本と子どもを結ぶ重要な手段とされています。
「読み聞かせ」の目的は、子どもの言語発達や読解力の向上、想像力の育成、感情の理解や共感力の促進、親子のきずなの構築など、さまざまな面での子供の成長と発達を促すことです。
読み聞かせはいつから始めればよい?
絵本の読み聞かせを始める時期には、「何ヵ月から、何歳からが適切」というのは明確な決まりはありません。
読み聞かせは子どもの言語発達や読解力の促進に効果的であるため、できるだけ早い時期から始めることがオススメです。
0歳児は絵本の内容について理解できないから意味がないのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、言葉の意味は分からなくても、絵本に出てくる音やリズムは五感を刺激し、豊かな感性を養っていくことができます。
読み聞かせにはどんな効果がある?
子供の読解力や言語能力を高められる
「読み聞かせ」によって、子どもは言語のリズムや音の違いを学ぶことができます。また、新しい言葉やフレーズを聞いて覚えることができます。これにより、語彙力や文法の理解が深まり、コミュニケーション能力が向上します。
3歳ごろまでは、聞いた言葉をそのまま理解できてしまうという幼児期にしかない特殊な能力を持っています。この能力を持っているうちに、たくさん読み聞かせすることでより言語能力の発達が見込まれます。
人の声で語りかけられることで言葉やリズムを吸収していきますので、子ども一人で読むよりも「読み聞かせ」の方が効果的です。
集中力が鍛えられる
まだ文字が読めない子の場合、絵本で頼りになるのは書かれている絵とママ・パパの声だけです。
内容を理解しようとすると、パパやママの声に集中して、頭の中でイメージを膨らませていくことになります。この経験を繰り返し行うことで、集中力が鍛えるとができます。
想像力と感性が鍛えられる
読み聞かせは子供の想像力を刺激します。目に見えないものを見る力や聞こえないものを聞く力が育っていきます。
絵本は自分で創造を膨らませて、音を考えて、登場人物の動きを考えるなど、頭を使うことがたくさんあります。
また、楽しい、悲しいなどの感覚に鋭くなり、相手の感情を考えられるようになります。
まとめ
読み聞かせをすることは、非常にポジティブな要素が多く、子供の成長機会としてもぜひ行ってほしいです。
一番は大人が楽しんで読み聞かせをすることによって、子供も楽しんで絵本に興味を持ってくれるので、パパやママが楽しむことを意識しましょう。
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