戌の日の安産祈願について!

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ケンターン
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実際に行った安産祈願の流れについて解説していこうと思います!

安産祈願とは

妊娠中、「赤ちゃんが無事に産まれますように」という気持ちを込めて寺社仏閣で祈祷をしてもらうことを安産祈願といいます。
安産祈願は、別名「戌(いぬ)の日参り」とも言い、妊娠5ヶ月(16週)を迎えてから最初に訪れる戌の日にお参りするのが習わしです。
犬は多くの子犬を短時間で次々に産むことから、昔から安産の象徴と考えられていました。「戌の日参り」はそんな犬にあやかり、安産を祈願したことが由来と言われています。

ただ、安産祈願は戌の日にこだわなくても問題ございません。妊娠5ヶ月(16週)というのはあくまで目安のため、ママの体調を優先で考えていきましょう。平日の戌の日でも有名な神社になると人が多く、土日となると混雑が避けられません。

ケンターンの場合は、土日の戌の日は非常に混むと聞いておりましたので、次週にずらしていきました!

戌の日一覧(2026年まで)

2024年11月6日(水)18日(月)30日(土)
12月12日(木)24日(火)
2025年1月5日(日)17日(金)29日(水)
2月10日(月)22日(土)
3月6日(木)18日(火)30日(日)
4月11日(金)23日(水)
5月5日(月)17日(土)29日(木)
6月10日(火)22日(日)
7月4日(金)16日(水)28日(月)
8月9日(土)21日(木)
9月2日(火)14日(日)26日(金)
10月8日(水)20日(月)
11月1日(土)13日(木)25日(火)
12月7日(日)19日(金)31日(水)
2026年1月12日(月)24日(土)
2月5日(木)17日(火)
3月1日(日)13日(金)25日(水)
4月6日(月)18日(土)30日(木)
5月12日(火)24日(日)
6月5日(金)17日(水)29日(月)
7月11日(土)23日(木)
8月4日(火)16日(日)28日(金)
9月9日(水)21日(月)
10月3日(土)15日(木)27日(火)
11月8日(日)20日(金)
12月2日(水)14日(月)26日(土)

安産祈願の流れ

安産祈願に行く前の準備

誰と一緒に行く?

誰と一緒に行ってもOKです!

一般的に安産祈願を受ける妊娠5ヶ月頃は、妊娠初期よりも体調が安定する方が多い時期とはいえ、ママの身体は妊娠という特別な状態にあります。安産祈願に行く際は、同行者についても考えを巡らせておきましょう。ママが一人でご祈祷する場合は無理せず注意していきましょう。

昔は、安産祈願にはママと実母で行くのが一般的でした。しかし、現在はママパパ、ママひとり、ご友人と一緒にといったケースも見られます。両家のご両親とともにご祈祷を受けるケースも少なくありません。

このように、安産祈願はママだけに限らず、誰が参加しても問題ありません。ママをはじめ周りの方の都合も考慮して、ご家庭に合った方法を決めましょう。

安産祈願に持っていくもの

  • 初穂料
  • 腹帯
  • 母子手帳(体調が悪くなったときに備えるため)
  • 大きめの手提げ袋

安産祈願にかかる時間は、10分〜20分程度というケースが多いでしょう。決して長い時間ご祈祷を受けるわけではありませんが、人によっては途中で体調が悪くなる場合もあるかもしれません。そのため、万が一に備え母子手帳も持っておきましょう。

また授与品をいただけることもあるので、サブバッグも持参することも忘れないようにしましょう。参拝先によっては、お守りやお札、腹帯の他にも狛犬(こまいぬ)や絵馬などさまざまな縁起物をいただけることもあるので、準備しておくと安心です。

安産祈願にいくときの服装は?

安産祈願をする際は、以下のような服装がおすすめです。

  • ワンピース
  • ウエストがゴム製のパンツ
  • フォーマルなマタニティウェア

ママが着る服装は、おなかを締め付けないものを選ぶのが基本です。必ずしもフォーマルな服装を選ぶ必要はありませんが、安産祈願は神前で行う儀式です。そのため、ジーンズやTシャツなどカジュアルな服装は避けた方が無難かもしれません。

また、足元はフラットなパンプスがおすすめです。ヒールはバランスを崩して転倒する恐れがあるので、万が一のことを考え避けておきましょう。

チェックポイント

まずは、安産祈願に行く前に下記ポイントについて確認しておきましょう。

  • 予約が必要か
  • 待ち時間はどのくらいか
  • 駐車場があるか
  • 家、駅から近いか
  • 腹帯は自身で用意する必要があるのか

神社やお寺によって流れややり方は様々になりますので注意しましょう。

お参りの流れ

当日に戸惑うことがないように、事前に安産祈願の流れを確認しておきましょう。

  • 受付を済ませる
  • ご祈祷まで待機する
  • ご祈祷を受ける
  • 授与品を受け取る

ご祈祷自体は、15分~20分程度で済むことが一般的です。

初穂料について

初穂料(ご祈祷料)は安産祈願を受ける際に納める謝礼です。神社やお寺によっても異なりますが、5,000円から10,000円が一般的な相場です。また、初穂料を「○○円から」と設定しているところもあるため、ホームページなどで確認しておきましょう。

神社やお寺によっては、腹帯のあり・なしや、さらし帯またはコルセット型などを選べます。内容によって初穂料も変わるため注意しましょう。

安産祈願にオススメの神社やお寺11選!

自宅からのアクセスや、ご祈祷を受ける環境、フォトスポットの有無など、安産祈願を受ける神社やお寺の選び方はひとそれぞれです。

情報収集を十分にすることで、重視するポイントがはっきりしてくるかもしれません。
ここでは、全国にある安産祈願で有名な神社やお寺を紹介します。

【東京都】水天宮(東京都中央区)

水天宮前駅から徒歩1分とアクセス良好の場所にある水天宮は、安産のご利益があるといわれています。総本社は福岡県久留米市にありますが、日本各地に分社があります。

子供や水に関することを守護するとされており、例大祭は5月5日、縁日は毎月5日です。
都内日本橋にある水天宮は、戌の日にたくさんの妊婦さんが訪れます。
5日と戌の日が重なったときなどはかなり混雑します。

住所〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
最寄駅東京メトロ半蔵門線:水天宮前駅(5番出口)から徒歩約1分
東京メトロ日比谷線:人形町駅(A1出口)から徒歩約6分
都営地下鉄浅草線:人形町駅(A3出口)から徒歩約8分
都営地下鉄新宿線:浜町駅(A2出口)から徒歩約12分

※高速道路をご利用の際は、箱崎インター浜町出口が便利です。
予約当日受付のみ
駐車場あり(有料)
WEBサイトhttps://suitengu.or.jp/

ご祈祷の受付は、朝8時から15時15分までです。
のし袋は必要なく、神札所に直接納めていただいて問題ないです。
※2024月11月時点の情報です。

※参拝が難しい場合

妊婦さんの体調がよくないなど、参拝が難しいことがあります。
水天宮では、現金書留で初穂料と申し込み用紙を送ると、御守等の授与品を郵送してくださいます。

【東京都】大宮八幡宮(杉並区)

東京のほぼ中心にあるため、「東京のへそ」と呼ばれています。
子育てや安産にご利益があり、就学前のランドセルのお清めなどもやっているそうです。

都内で3番目の広さを持ち、子育て・安産にご利益があるといわれます。
安産祈願の初穂料をお納めすると、安産守や腹帯を含む授与品をいただけます。

住所〒168-8570
東京都杉並区大宮2-3-1
最寄駅京王・井の頭線:西永福駅から徒歩約7分
京王・井の頭線:永福町駅から徒歩約10分
丸の内線 方南町からバス
丸の内線 新高円寺駅からバス
JR総武線・中央線 高円寺駅からバス
予約予約不要・当日受付
(9時30分~16時30分まで)
※毎月1日・15日、祭日等には恒例の祭典がございます。 祭典終了まで少々お待ち頂く場合がございますので予め電話にてお尋ね下さい。
駐車場あり
WEBサイトhttps://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/

【東京都】雑司ヶ谷 鬼子母神堂(東京都杉並区)

雑司ヶ谷の鬼子母神は、正しくは「鬼」の字1画目の角がありません。
鬼子母神といえば、悪事を悔いてお釈迦様に帰依し、安産・子育ての神様となったお話が有名です。

神社ではなくお寺ですので「初穂料」ではなく「ご祈祷料」になります。
御祈祷料は5,000円から、木箱入りの腹帯を別途3,000円で購入できます。

住所〒168-8570
東京都杉並区大宮2-3-1
最寄駅JR各線:池袋駅から徒歩約15分
JR山手線:目白駅から徒歩約15分
都電荒川線(三ノ輪・早稲田間):「鬼子母神前」下車
東京メトロ副都心線:「雑司が谷」下車。1番出口より徒歩約5分
予約電話予約できます
※戌の日と大安が重なる日や、七五三の方が多く訪れる11月は混雑するのでなるべくお早めに予約がオススメです。
駐車場不明
WEBサイトhttps://www.kishimojin.jp/index.html

開堂時間は9時から17時までです。
※鬼子母神堂の中は撮影禁止です。

【東京都】八王子 子安神社(八王子市)

『竹取物語』で、かぐや姫が求婚者に「つばめの子安貝」をとってくるように頼むシーンがあります。
「つばめの子安貝」はつばめが巣の中に隠している特別な貝で、女性に安産をもたらすといわれている宝物です。「子安」とは安産のことです。

住所〒192-0046
東京都八王子市明神町4-10-3
最寄駅JR:八王子駅から徒歩約5分
京王線:京王八王子駅から徒歩約2分
予約電話での事前予約はできません。
ご祈祷当日に関係者全員がそろった後、社務所での受付が可能です。
(通常は9時~15時30分まで/土日祝の戌の日は8時30分より受付開始)
駐車場なし
WEBサイトhttps://koyasujinja.or.jp/

子安神社のご祈祷には何種類かあり、初穂料や授与品が変わります。

【埼玉県】鴻神社(鴻巣市)

鴻神社には子授け・安産のご神体として樹齢数百年の大杉から造られた「ご神卵」がおまつりされています。また、社殿の両側には樹齢500年以上のご神木「夫婦銀杏(めおといちょう)」があり、夫婦円満・子授け・安産などのご利益があるそうです。

住所〒365-0076
埼玉県鴻巣市本宮町1-9
最寄駅JR高崎線:鴻巣駅から徒歩約8分
圏央道:桶川加納ICから車で約15分
関越自動車道:東松山ICから車で約30分
東北自動車道:加須ICから車で約35分
予約予約不要
(9時00分~16時00分まで)
駐車場あり
WEBサイトhttps://www.koujinja.or.jp/index.html

【神奈川県】鶴岡八幡宮(鎌倉市)

「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」は、鎌倉を代表する人気スポットです。ご祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、比売神(ひめがみ)の3柱で、このうち神功皇后は安産のご利益があると信じられています。鶴岡八幡宮へ続く「若宮大路」は、源頼朝が妻・政子の安産祈願のために作ったといわれています。

住所〒248-8588
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
最寄駅JR各線・江ノ島電鉄:鎌倉駅から徒歩約10分
横浜横須賀道路:朝日奈ICから車で約15分
予約予約不要
(8:30~16:30まで)
※正月期間中の祈祷時間についてはお知らせにて要確認
駐車場あり(有料)
WEBサイトhttps://www.sumiyoshitaisha.net/

【大阪府】住吉大社(大阪市)

大阪市住吉区の「住吉大社(すみよしたいしゃ)」は、ご祭神として息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)をおまつりしています。息長足姫命とは神功皇后のことで、身ごもったまま出陣し、無事帰還して応神天皇を出産したことから安産の神様として信仰されてきました。

住所〒558-0045
大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
最寄駅南海鉄道南海本線:住吉大社駅から徒歩約3分
南海鉄道南海高野線:住吉東駅から徒歩約5分
阪堺電車阪堺線:住吉鳥居前停留場から徒歩すぐ
阪神高速道路:玉出出口から車で約7分
予約予約不要
(9:00〜16:00まで)
駐車場あり
※正月期間と住吉祭期間(7月30日~8月1日)は閉鎖
WEBサイトhttps://www.hachimangu.or.jp/

【京都府】わら天神宮(京都市)

京都市北区の「わら天神宮」は、安産・子授けの神様とされる木花開耶姫命をおまつりする神社です。正式名称は敷地神社(しきちじんじゃ)といいますが、神様への捧げ物を入れる「稲わらの籠(かご)」から抜け落ちたわらを安産祈願のお守りにする風習から、わら天神宮という通称が定着しました。ちなみに安産御守のわらに「ふし」があれば男の子、なければ女の子が産まれると言い伝えられています。

安産祈願は安定期に入った「妊娠5カ月ごろ」を目安に行うのが一般的ですが、わら天神宮では、この時期の昇段祈祷は行っていません(普通の「お参り」は可能です)。ただし出産予定日の前月の9日に行う「九ヶ月九日参り」の際に申し込みをすれば、出産予定日の前後15日間、神職が神前で毎日名前を読み上げて安産祈願をしてくれます。

住所〒558-0045
京都府京都市北区衣笠天神森町10
最寄駅市バス(JR円町駅・阪急西院駅・地下鉄北大路駅より乗車):わら天神前下車 徒歩すぐ
第二京阪道路:鴨川東ICから車で約25分
予約予約不要
(8:30〜16:30まで)
※安産特別祈祷については要確認
駐車場あり
WEBサイトhttp://waratenjin.com/

【兵庫県】中山寺(宝塚市)

聖徳太子によって創建されたと伝わる「中山寺(なかやまでら)」。ご本尊の「十一面観世音菩薩立像(じゅういちめんかんぜおんぼさつりゅうぞう)」は、古代インドの王妃・勝鬘夫人(しょうまんぶにん)が女人救済を願って作らせたものと伝えられています。この伝承から、中山寺は安産祈願のお寺として知られてきました。

また、中山寺は豊臣秀吉(とよとみひでよし)とも深い関係があります。50歳を過ぎても世継ぎができなかった秀吉は、この寺で熱心に子宝を祈願しました。その後子どもが生まれたことから、秀吉の信仰はますます篤くなったといわれています。

住所〒665-8588
兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
最寄駅阪急電鉄宝塚線:中山観音駅から徒歩約1分
JR宝塚線:中山寺駅から徒歩約10分
中国自動車道:宝塚ICから車で約10分
予約予約不要
(9:00〜16:00まで)
駐車場なし
WEBサイトhttps://www.nakayamadera.or.jp/

【奈良県】安産 帯解寺(奈良市)

奈良を代表する安産のお寺が「安産 帯解寺(あんざん おびとけでら)」です。今から1200年ほど前、染殿皇后(そめどのこうごう)がこの寺で祈願し、無事に清和天皇を出産した(=帯が解けた)ことから帯解寺と名付けられました。

帯解寺は今でも天皇家との縁が深く、上皇后、皇后、秋篠宮妃ご懐妊の際にも安産祈願の「腹帯」を献上したそうです。その由緒から全国的に安産・子授けの寺として有名になり、全国から大勢の方が祈願に訪れています。

帯解寺の安産祈祷は、妊婦の名前と出産予定日等を書いた「安産祈祷札」をおまつりして出産月まで毎日祈祷する安産祈祷と、出産日が近づいたころにその「安産祈祷札」を渡す安産再祈祷の2種類あります。

住所〒630-8444
奈良県奈良市今市町734
最寄駅JR万葉まほろば線:帯解駅から徒歩約5分
奈良交通バス(近鉄奈良駅より乗車):下山(帯解寺前)下車 徒歩約15分
西名阪道路:天理ICから車で約6分
第二阪奈道路:宝来ICから車で約15分
京奈和自動車道:木津ICから車で約20分
予約予約不要
(8:30~16:30まで)
駐車場あり
WEBサイトhttps://obitokedera.or.jp/

まとめ

安産祈願(ご祈祷)は、ママとお腹の赤ちゃんの健康を願う大切な行事です。だからこそ、ママの体調が良いときに無理せずにご祈祷にいきましょう。

ご祈祷にオススメの神社やお寺にも行ってみて安産祈願を行い元気な赤ちゃんが生まれることを願いましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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