子育て支援センターという名前は各地域で見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ぜひ親子で行ってみると気分転換に活用できる施設でもあるため利用してみてください。
今回は、子育てセンターとはどのような場所なのか、いつからいけるのか、利用方法について紹介したいと思います。
子育て支援センターとは
子育て支援センターは、原則、乳幼児の子どもと子どもを持つ親が交流を深める場です。また、子育てに関する相談・援助・情報提供・講習や地域支援活動なども行われています。
子育て支援センターは、施設によって規模や設備はさまざまですが、赤ちゃんや子どもが自由に遊べるスペースや授乳室、おむつ替えスペース、飲食ができる場所などがあり、気兼ねなく過ごすことができます。
自治体によっては、子ども家庭センターや子ども家庭支援センターなどの名称の施設が子育て支援センターと同様の機能を果たしている場合もあります。
子育て支援センターはいつから行ける?
子育て支援センターは、0歳から行くことができます。
一般的には、体が少し動かせるようになってきた生後5〜6ヶ月頃や、伝い歩きや歩行の練習をはじめる1歳頃から利用しはじめる人が多いですが、首がすわったのを機に、赤ちゃんとの外出の練習や近所のパパ、ママとの交流を目的として利用し始める人もいます。
子育て支援センターに何歳まで行けるかは施設によって異なりますが、小学校入学前までの未就学児を対象にしているところが多いです。
利用する際のポイントは?
子育て支援センターに行くときには、注意したいことやポイントがあります。以下に代表的なものをご紹介するので参考にしてみてくださいね。
- 赤ちゃんやママ・パパの体調が優れないときは無理に行かない
- インフルエンザなどの感染症が流行っている時期は念入りに感染対策をする
- 授乳や昼食、お昼寝のタイミングを大幅にずらさないで済む時間帯に行く
- オススメの時間帯は開所後すぐのタイミング
- 授乳室が個室ではない場合もあるので授乳ケープを持参する
- ミルクの場合はお湯を持っていく
- 開所時間や利用条件、当日のイベントなどをホームページなどで確認しておく
- スタッフに相談したいことがあったらメモして持っていく
- おむつを多めに持っていく
- パパ、ママは動きやすい服装 など
赤ちゃんの月齢によって注意ポイントも変わってくるため、普段のお出かけの際に注意しているポイントも意識すると良いでしょう。
子育てセンター利用のメリット
家と違う場所・刺激が好奇心を育む
子育て支援センターに行くだけで、赤ちゃんは普段と違った雰囲気や景色を味わえる、たくさんの刺激を受けます。子育て支援センターの匂いや音楽、明るさなど様々な刺激を感じ取ることは、赤ちゃんの好奇心を高めます。
また、滑り台やボールプール、トランポリンなど子育て支援センターには大きくて家には置けないおもちゃで遊ぶことができるので、運動発達も促せます!
親同士の交流の場になる
子育て支援センターは親同士の交流の場にもなります。
地域の同世代のパパ・ママが利用するので、育児相談や保育園に関する情報交換なども気軽に行えます。
支援員さんに育児相談に乗ってもらえる
支援員さんに育児相談に乗ってもらえることもあります。
子育て支援センターのスタッフは保育士さんや保健師さんなど、子育てのプロなのでママが安心して相談できます。赤ちゃんも遊びながら過ごせるので退屈させず、ゆっくり相談ができます。
パパ・ママが身体を休める場にできることも
子育て支援センターを利用すると、パパ・ママが身体を休められる機会にもなります。また、他のパパ、ママや子育て支援センターのスタッフの方との交流で、パパ・ママの気分転換が図れます。パパ、ママのストレスが少ない状態だと、赤ちゃんへの関わりに心の余裕を持つことができるので子供の成長にとってもメリットです。
子育てセンター利用のデメリット
子どもに付きっきりで疲れることも
子育て支援センターを利用するデメリットとして、子どもに付きっきりで疲れることがある点です。
子育て支援センターはあくまでも子どもと親が一緒に遊ぶ場所なので、遊んでいる最中の様子は親がしっかりと見ていなければなりません。
そのためかえって気が抜けずに疲れてしまうこともあるでしょう。
また支援員さんはあくまで遊びの補助をしてくれる役割となっているので、自分の代わりに遊んでくれるはずだと思って利用すると後悔してしまうケースもあります。
親同士のコミュニケーションが気疲れする
「人と話すのが苦手」「人付き合いが苦手」という方は子育て支援センターに行くと周りに気を遣って疲れてしまうかもしれません。親同士のコミュニケーションが面倒に感じることもあるかもしれません。
子供同士のトラブルや感染症などのリスクもある
自分の子供以外も利用している人も多いため、子供同士のトラブルに巻き込まれる可能性もございます。相手の方と話して解決する必要があるため、逆に疲れてしまうということもあるかもしれません。
また、たくさんの方が利用する施設でもあるため、感染症のリスクもあります。
子育て支援センターでは使用したおもちゃを定期的に消毒してくれているところが多いですが、赤ちゃんが家だけで過ごすことに比べたら、子育て支援センターに行くことで他の子と触れ合い感染症にかかるリスクは高くなります。インフルエンザやコロナなどが流行している最中は注意を払って利用する必要があります。
子供が人見知りをして終始泣き続ける
新しい場所、知らない人がたくさんいる子育て支援センターは、人見知りをする子にとっては恐怖を感じるかもしれません。また、逆に人見知りの子に対して我が子が近づいて泣かせてしまうなどもあるかと思います。
子供にとってストレスになっているようであれば、行かないという選択肢を取るのも良いかもしれません。
まとめ
子育て支援センターの利用は、メリット、デメリットを理解した上で利用するのがベストかもしれません。利用してパパ、ママの負担軽減に繋がったり、お子さんの成長に繋がる場になるようであれば、積極的に活用すると良いでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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