乳児湿疹は薬で治すことができる?市販薬でも治る?

パパ育児

赤ちゃんの肌は、とてもデリケートです。食べこぼしやよだれ、汗などの影響で顔や体に赤い湿疹が出ることは珍しくありません。

今回は、乳児湿疹についてや乳児湿疹の際に処方される薬についてまとめました。

乳児湿疹とは?

乳児湿疹は、赤ちゃんの頃にできる湿疹の総称です。生後12ヶ月まで(乳児期)の赤ちゃんの皮膚はまだ弱くて未熟なので、多くの子が一度は乳児湿疹を経験します。

カサカサ乾燥しているタイプやベタベタ・ジュクジュクしているタイプなど、乳児湿疹の状態は赤ちゃんによって違います。

乳児湿疹の中でも、特に生後数ヶ月の赤ちゃんに多いのが「脂漏性湿疹」です。この頃の赤ちゃんは、ホルモンバランスや代謝が活発であるために皮脂の分泌が盛んで、毛穴が詰まりやすいうえ、脂分の分泌が多い髪の生えぎわやまゆ毛、頭皮に黄色い脂のような湿疹が現れます。

生後2~3ヶ月を過ぎると、皮脂の分泌が減少して乾燥し、耳たぶ、おでこ、頬にカサカサの湿疹ができます。首やわきにもできることもあります。

乳児湿疹の治療法

乳児に起こる湿疹に対しては、適切なスキンケアを行うことが重要です。まずは、皮膚を清潔に保つようにしましょう。低刺激性のボディソープをよく泡立てて洗い、しっかりと洗い流すことが大切です。お風呂上がりには、ワセリンや保湿剤を用いてスキンケアを行います。

かゆみや赤みを伴う場合は、抗ヒスタミン成分や非ステロイド性抗炎症成分を配合した外用薬で、かゆみや炎症を抑えます。市販の保湿クリームを塗ってしまいがちですが、乳児湿疹は症状が様々で、原因もわからない段階では、そもそも保湿が必要かどうかもわかりません。そのため、小児科や皮膚科を受診して適切な処置をしましょう。

予防法としては、長袖長ズボンなどを着用させたり、ミトンを使用したりして掻きむしらないように工夫することができます。こうした対処を継続することで、乳児に起こる湿疹は自然と軽快していくことが期待できます。

乳児湿疹の薬の種類は?

小児科や皮膚科で塗り薬を処方してもらったら、用法・用量を守って赤ちゃんの肌に塗ってあげてください。

乳児湿疹の保湿薬の使い方

保湿したりかゆみを抑えたりする目的で処方される保湿薬には、「ヒルドイド軟膏」「プロペト軟膏」「スタデルム軟膏」「アズノール軟膏」などがあります。効果は比較的弱いもので、赤ちゃんの顔にも塗ることができます。

ただし、赤ちゃんの湿疹が乳児湿疹でなくアトピー性皮膚炎だった場合、こういった保湿薬は症状を悪化させる恐れがあるとされています。

乳児湿疹は、医師でも最初の診断だけで完璧に治療できるとは限らないため、処方された薬を使い続けても効果を感じられない場合や悪化した場合は、すぐに医師へ相談しましょう。

乳児湿疹のステロイド系の薬の使い方

ステロイド系の薬は強い作用があるので、乳児湿疹の症状が重い場合やアトピー性皮膚炎と診断された場合に処方されます。軽い乳児湿疹ではステロイドは使われません。

乳児湿疹の治療のためには、体には5段階のうちの3番目の強さにあたる「リンデロン」「リドメックス」や、顔には少し効果を抑えた4番目の強さの「ロコイド」などの軟膏が処方されることが多く、症状や経過を見ながら医師が選択します。

ステロイド系の薬は、使い続けるとステロイドを使うのが当たり前になってしまい、やめるとかえって湿疹がひどくなる可能性もあるので、症状がひどい部分にだけ塗る局所的な使い方をします。

乳児湿疹に保湿薬はどれくらい使う?

乾燥性の湿疹のときにはしっかりと保湿してあげることが大切です。

保湿薬の使用量は、乾燥している肌に潤いが見られるまで塗るのが目安です。かゆみ対策のステロイドなどが一緒に処方されているときには、基本的には保湿薬のあとにステロイドを塗ります。

乾燥による湿疹の症状が重いときには、医療用の保湿薬やワセリンで対処します。医療機関によっては、保湿剤とステロイドが混合された薬が処方されることもあります。

医師から、市販の保湿薬を塗ってもいいといわれたときは、ベビー用の低刺激なローションやマッサージオイルなどで、こまめに保湿をしてあげてください。

ベビー用のローションなどのオススメは「ALOBABY」です。赤みが抑えらるので重宝してます。

以前の投稿で「ALOBABY」について記載してますのでぜひ読んでください。

まとめ

乳児湿疹によって、かゆみがあり寝つきが悪くなる等もあるため、乳児湿疹に対しての対処は早めにすることをオススメします。

ケンターンの子供も、乳児湿疹で顔や体全体がかさついていたため、ロコイドとプロペトを混ぜた薬と、プロペトを処方していただき、朝晩2回ほど薬を塗るようにしてます。

処方していただいた薬を塗ると落ち着いてきているので、乳児湿疹などで悩んでいるパパ、ママは、皮膚科や小児科を受診して早めに対処法について聞くようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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