ベビーサインという言葉を初めて聞く方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近少しずつ聞くこともありますが、聞き馴染みがある言葉ではないかもしれません。
今回は、ベビーサインという言葉はどのようなものなのか、行うメリット、デメリットはあるのかについて紹介したいと思います。
ベビーサインとは
ベビーサインとは、赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法で、赤ちゃんが手で作ったサインやジェスチャーでパパやママに意思を伝えるものです。
ベビーサインを使うことで赤ちゃんとパパやママがよりスムーズにコミュニケーションをとれます。
赤ちゃんが自然とサインを出すわけではないので、パパやママが状況に合わせて、手でサインを作ることで赤ちゃんに覚えさせてあげましょう。
ベビーサインはいつから始める?
ベビーサインは、生後6ヶ月頃が始めるのに適したタイミングと言われています。この時期になると、赤ちゃんはお座りができて、周囲の環境に対して高い関心を持ち始め、手の動きをまねる能力が発達します。
自分の意志で手が動かすことや、パパやママの顔や声を認識できる時期からはじめるのがおすすめです。
ベビーサインのメリット・デメリット
メリット
言語発達を促進する
赤ちゃんが言葉を理解する過程をサポートします。ベビーサインを通じて言葉と動作が結びつくため、赤ちゃんが言葉の意味を早い段階で理解しやすくなります。
ベビーサインを使ってコミュニケーションを取ることで、赤ちゃんは言葉の概念をより早く習得し、実際の言語発達にも良い影響を与えることが研究で示されています。
認知能力の発達をサポートする
ベビーサインと言葉を関連付けて使うことで、赤ちゃんの記憶力や理解力が向上し、脳の発達に良い影響を与えます。
赤ちゃんのストレスを軽減する
赤ちゃんは自分の気持ちや要求をうまく伝えることができないと、ストレスを感じやすくなります。
しかし、ベビーサインを使うことで、赤ちゃんが言葉を使わずに自分の意志を伝えることができます。そのため、泣くことが減り、親子のコミュニケーションが円滑になります。
デメリット
言葉の発達の遅れ
赤ちゃんがベビーサインで意思を伝えるようになったが、言葉を話し始めるのが遅いと感じる場合があるようです。
しかし、一般的には、ベビーサインは言語発達を妨げるものではなく、むしろ促進すると言われています。
ただ、言葉を話し始めるのが遅いのは心配になると思うので、ベビーサインと一緒に言葉も発することで、ベビーサインと言葉が紐付くようになります。
覚えるのに時間がかかる
赤ちゃんがベビーサインを覚えない、または、親が教えたベビーサインとは違うベビーサインを覚えることがあります。
ベビーサインを覚えるのには時間と労力がかかります。一生懸命覚えさせようとしても、覚えてくれない場合は疲れてしまうこともあるかと思います。
ただ、ヘビーサインを完璧にするというよりも、親子のコミュニーケーションを楽しくする一つのツールとするのが良いでしょう。
まとめ
メリット、デメリットありますが、言語発達にも役に立つものではあるので、言葉を発しながらベビーサインを行い、言葉とサインが紐づくようにしてあげると赤ちゃんも理解しやすいのではないでしょうか。親子で楽しくコミュニケーションを取っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。