ジーナ式ネントレについて!特徴や成功のコツは?

パパ育児

ジーナ式ネントレとは

ジーナ式とは、赤ちゃんの1日のスケジュールを決め、生活リズムを整える育児法です。

生活パターンをルーティン化することで、就寝時間が定まり赤ちゃんが自然に眠くなるので、寝かしつけがスムーズになるとされています。

ジーナ式ネントレの特徴は?

一般的に低月齢の頃は「赤ちゃんが欲しがったらいつでもおっぱいをあげて」と言われ、赤ちゃん主体の育児をすることが多いかと思います。

しかしジーナ式では、赤ちゃんの生活リズムをママが徹底的に管理します。

日中の授乳やお昼寝の時間、遊びの時間を管理することで、赤ちゃんが夜中に目を覚ましてしまうことを最小限に抑えます。

多くのママが寝かしつけで行う、添い乳や抱っこ、背中トントンなどはNG。これらを「ねんねサイン」として覚えてしまうと、添い乳や抱っこをしないと眠れなくなってしまうからです。

ジーナ式ネントレのやり方

1日のスケジュールを決める

ジーナ式の育児では、赤ちゃんの月齢ごとに1日あたりの昼寝時間や授乳時間が決められています。また、就寝サイクルについては月齢を問わず、7時起床・19時就寝と定められています。

仮に、授乳時間が定まらなかった場合、空腹時間や過剰に満腹な時間が増え、赤ちゃんのぐずりの増加や、睡眠習慣の乱れにつながる可能性も考えられます。

睡眠場所を固定する

睡眠習慣を整えるため、赤ちゃんの寝る場所は静かで真っ暗にできる場所を選び、固定します。よりスムーズな睡眠習慣の定着を促すためにも、出産前に適切な場所を決めて準備しておくとよいでしょう。

もちろん、すでに育児が始まっていても遅くはありません。この場合、速やかに赤ちゃんの寝場所を選び、固定化するのがおすすめです。寝る場所が決まることで、徐々に赤ちゃんの睡眠習慣が整っていくでしょう。

パパ・ママとは別の部屋で寝る

赤ちゃんが1人で規則正しい睡眠がとれるのをめざすジーナ式育児では、赤ちゃんとママ・パパは基本的に別室で就寝します。赤ちゃんが眠れずに泣いている場合でも、原則として添い寝や抱っこはしません。

ただし、生後6カ月ごろまでは同室での就寝が推奨されています。特に「乳幼児突然死症候群(SIDS)」のリスクが高い時期にあたるためです。

6カ月以降でも、別室での就寝に不安がある場合には、遠隔で赤ちゃんの様子を観察できる「ベビーモニター」の設置を検討するのもひとつの方法です。

就寝部屋は暗くする

赤ちゃんの睡眠習慣を整えるには、就寝場所・就寝環境の固定化が必要です。「この場所に来たら寝る」「真っ暗になったら寝る」など、場所と環境を睡眠に関連付けることで、スムーズに睡眠習慣の定着を進められるとされています。

部屋を真っ暗にする簡単な方法としては、遮光カーテンの導入がおすすめです。合わせて、人の出入りが少ないスペースにベビーベッド(布団)を設置するのもオススメです。

ジーナ式ネントレで気をつけること

ジーナ式ネントレを実践する時に気を付けてほしいのは「赤ちゃんがお腹を空かせていたら授乳をする」ことです。

無理にスケジュール通り進める必要はないので、お腹が空いている赤ちゃんをそのままにしないようにしましょう。

またジーナ式は、ベッドで泣き続ける赤ちゃんをずっと放っておくわけではありません。

10分ほど経ったら必ず様子を見に行き、赤ちゃんを安心させたら部屋を出て、泣き続けていたらまた10分後に部屋に行く、を繰り返すようにしてください。

まとめ

赤ちゃんの睡眠を整える育児メソッドとしては、日本では「ネントレ」があります。

ネントレは、ジーナ式育児を取り入れた育児メソッドともいわれ、ジーナ式と比較するとやや緩めという特徴があります。赤ちゃんの睡眠習慣を整え、一人で眠れるようにすることを目指す点では同じですが、取り組み方にはやや違いがあるといえます。

ジーナ式で行う育児メソッドと、日本での「ネントレ」の育児メソッドで、やり方が異なるところもあるため、パパやママがご自身でやりやすい方法で行うことが一番大切です。

一番合う方法で日々の育児を行いましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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