サイレントベビーという言葉を聞いたことがある方、ない方様々かと思います。
今回は、サイレントベビーの特徴やサイレントベビーになる理由についてお伝えしたいと思います。
サイレントベビーとは?
常に無表情を保ち、泣いたり笑ったりすることのない赤ちゃんのことを指します。
サイレントベビーは医学用語ではなく俗称です。
1998年に初版で発行された書籍『サイレントベビー -「おとなしい子」ほど、未来は危険』(著/小児科医の柳澤慧氏)から生まれた言葉と考えられます。
泣いたり笑ったりと自己主張や反応が少なく、表情が乏しい場合、将来大きくなったときにコミュニケーション能力が低くなったり、心身発達に悪い影響を及ぼしたりする可能性が指摘されています。ただし現時点では医学的な根拠はございません。
サイレントベビーの特徴は?
赤ちゃんは話すことができないので、何か不快なことがあると泣いてパパやママに伝えます。逆に機嫌が良い時は手足をバタバタさせたり、笑顔になったりします。
一方で、サイレントベビーには次のように特徴があると言われています。
- おむつが汚れて交換が必要なのに泣かない
- お腹がすく頃なのに泣かない
- あやしても笑わず無表情
- 表現が乏しく、喜怒哀楽がわかりづらい
- 話しかけていても視線が合わない
- 一人にしても不安がらずにじっと過ごせる
- 赤ちゃんの手足の動きが少ない
これらの状況が続くとコミュニケーション能力が育たず、心身の発達に支障をきたすと言われていますが、いずれも医学的根拠はまだありません。
自己判断でサイレントベビーと決めつけないことが重要になります。
サイレントベビーになってしまう理由とは?
サイレントベビーになってしまう原因は長い時間、赤ちゃんに対してパパやママが反応を示さないことです。
特に赤ちゃんが何かを訴えるために泣き続けてもあやそうとせず、長い時間にわたって放置がくり返されると、赤ちゃんは次第に「泣いても意味がない」と理解しはじめます。そしてさらに「パパやママは構ってくれない」と思い、泣いたり笑ったりすることがなくなってしまうのです。
ただ、手が離せないときやあやすことがすぐにできないときもあると思います。すぐに抱っこが難しいときは「ちょっと待っててね」とやさしく声をかけたり、テレビやスマホは時間を決めて長時間見せないようにしたりと、落ち着いて赤ちゃんに接するといいでしょう。
まとめ
サイレントベビーという言葉がありますが、あまり気にしすぎず、ありのままの個性を大切にしてあがることを意識しましょう。
サイレントベビーは考え方の一つであることを理解して、愛情ある接し方ができるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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