ねんトレってなんのこと?
ねんねトレーニングの略だよ!
赤ちゃんが自分で眠る習慣を作るトレーニングをしていくことをねんトレと言うよ!
なるほど!
でもねんトレって実際にどうやるの?
ねんトレの仕方についてはこの後解説していくよ!
今回は、「セルフねんねトレーニング(ねんトレ)」についてです。
冒頭で解説していた通り、「セルフねんねトレーニング(ねんトレ)」とは赤ちゃんが自分で眠る習慣を作るトレーニングのことです。ねんトレの行う条件ややり方について解説していきたいと思いますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ねんトレをしたほうがいい例
大前提として、添い寝、添い乳、抱っこ、トントンで寝かしたいと思う場合には、無理してセルフねんねに変える必要はないです。なによりパパ、ママがハッピーで幸せなことが一番です!
「ねんねトレーニング」を行ったほうがいい例について紹介します。
・添い寝、添い乳、抱っこ、トントンの寝かしつけがしんどい
・寝かしつけるのにイライラしてしまう
・自分自身が十分な睡眠がとれていない
・日中子供がずっと眠そうで機嫌が悪い場合
・習慣的に、夜の入眠時間が22時を超えてしまっているライフスタイルの場合
このような例に当てはまる方は、ねんトレを行うことをオススメします!
ねんトレを行う条件
ねんトレを行う条件を満たした上で、始めるようにしましょう!
□生後6ヶ月以上
早産の場合は修正月齢で考えましょう。
□体調不良や医学的な問題がない
発育・発達に心配がなく、熱や風邪、睡眠時のいびきや睡眠時無呼吸症候群などの問題がないことが大前提です。不安がある場合は小児科に相談しましょう。
□朝、日光を浴びている
□夜は真っ暗、またはおやすみライトのみで寝ている
□部屋の温度、湿度、服装が適切である
□寝床の安全性は確保できている
寝返りを打ったり、寝相が悪くても危険がなく安全な必要があります。
□親と子供の幸福度がともに満たされている
□各月齢の特徴を把握している
たとえば昼夜の区別がつくのが生後3ヶ月頃からなど
ねんトレを始める前の注意事項
□「ねんトレ」を行う意思が家族全員固まっている
親はもちろんですが、保育にかかわるおじいちゃんやおばあちゃん、家族全員が子供の睡眠の大切さを理解していることが重要です。また、「ねんトレ」を行う目的を明確にしておくことも重要です。
□最低でも2週間は続ける
夜の「ねんトレ」で効果がでるのは1~4週間ほどです。昼夜に至っては1~3ヶ月ほどかかることがあります。始めたら強い意志をもち、一貫性をもって続けていくことが大切です。
□赤ちゃんが泣いた時の対応を把握してきる
今までとは違う寝かしつけをしていくため、赤ちゃんがいつもより泣く可能性があります。泣きを最小限にするため、睡眠の土台がしっかり整っているか確認しましょう。
□親や保育者が寝不足で辛くなったときのためにサポート体制を整える
「ねんトレ」中は、パパやママも一時的に睡眠不足になる可能性があります。パパ、ママが疲れ切ってしまうのでは本末転倒です。休むことができる環境を整えておくことも大切です。 日中、おじいちゃん、おばあちゃんに応援を頼んでパパ、ママが仮眠をとったり、ベビーシッターのやファミリーサポートなどの準備もしておきましょう!
ねんトレの2つのメソッド
タイムメソッド
子供が起きている状態でベビーベッドや布団に置き、パパ、ママは部屋を出ます。泣いてもすぐに部屋に入らず、決められた時間の間隔で部屋に入り、決められた時間だけあやします。部屋に入る間隔を少しずつあけていくことで自力で落ち着き、寝てくれるようにガイドするメソッドです。
フェードアウトメソッド
約2週間をかけて、パパ、ママが近くで見守りながらも少しずつ子供との距離をあけていくことで、自力で寝つくようにガイドするメソッドです。
2つのメソッドに共通する成功&注意ポイント
□その日の寝かしつけ担当者(パパ・ママ)を途中で変更しない
その日の寝かしつけ担当をママからパパに1日の中で変えてしまうと、赤ちゃんが混乱してしまうため、「ねんトレ」を始めたらその日は最後まで同じ担当者(パパ・ママ)で行いましょう。
□寝かしつけのための授乳は我慢する
ママは前開きのトップスを着ないなどして防衛策を立てましょう。夜中に授乳が必要な場合は、ドリームフィードを行いましょう。
ドリームフィードとは、
①睡眠環境を整える。
②夜、パパ、ママが寝る前の22時~23時に頃に、寝ている赤ちゃんを抱きあげる。
③そのまま授乳もしくはミルクをあげる
④終わったらゲップをさせ、寝床に置く
□子供が自ら横になるように促しましょう
子供が立ってしまったり、ハイハイしている場合、自ら横になることを学んでほしいため抱っこして横にさせるのはNGです。もし座って寝てしまった場合、寝たあとに横にしてあげましょう。
□1歳以降はお気に入りのぬいぐるみやタオルを入れてOK
子供が投げた場合は、すぐに取らず、時間をおいてから寝床へもっていきましょう。その際に直接手渡しせず、寝床に起きだけにしましょう。
□子供と触れ合うときは最小限に!パパ・ママから触れるのはOK
子供から手を握ってくるときは、パパ、ママが子供の手を優しくとって外し、パパ、ママの手を子供の手の上に乗せます。
□発熱や風邪、嘔吐などの体調不良のときは一時中断しましょう!
いつもを泣きが違うと感じたら、熱や風邪の可能性があるので、「ねんトレ」は一時中断してください。
セルフねんねを行うと得られる効果
①寝かしつけの困難が減少する
②赤ちゃんが夜中に起きる回数が減る
③親子ともに長時間の睡眠が確保できる
④ママの精神状態が良くなる
⑤赤ちゃんの機嫌が良くなる
⑥バランスのとれた心身発達が得られる
「ねんトレ」は全員が必ずやらなければいけないものではございません。
子供の睡眠について困っていない、パパ・ママもストレスなくできているということであれば、今のままで問題ないため、パパ、ママが一番幸せな方法はなにかを考え、「ねんトレ」実行したほうが、パパ、ママの幸福度や育児に対してのストレスが減るということでしたらぜひ実施しましょう!
パパ、ママが幸せに感じることがなにより一番ですので、無理せず自分たちにとって良い方法はなにかを考えて育児を行っていきたいですね。パパ、ママに少しでも役立つ情報であれば嬉しいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。