おむつなし育児は聞いたことありますか?あまり馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんのころからおむつを使わずに育児をする方法です。
今回は、おむつなし育児とはどのような方法なのか、いつから始めるものなのかなど紹介したいと思います。
おむつなし育児とは?
おむつなし育児では、できるだけおむつを使わず、おむつ以外の場所に自然に排泄させる機会をつくります。
また、おむつなし育児をすると、おむつ代の節約や、おむつをつけている時間が短くなるのでおむつかぶれやあせもが減る可能性があるといったメリットがあります。
また、一度にたくさん排泄ができるので、便秘や頻尿の改善のきっかけになることもあります。
ただし、短期的にみると、オムツの中で排泄するよりも手間がかかったり、排泄したいタイミングが分かってくるため、排泄のタイミングに振り回されることがあります。
これらのメリット、デメリットを踏まえた上で、おむつなし育児を行うかは決めると良いでしょう。
おむつなし育児はいつから始める?
おむつなし育児は、いつから始めなくてはいけないという決まりはありません。「おむつなし育児研究所」は、生後2〜5ヶ月頃までに始めるとスムーズに進みやすいとしています。
おむつなし育児を実践する場合、赤ちゃんと向き合う時間を確保したり、排泄リズムを記録に残したりと大変なことも多いです。
おむつなし育児が、パパ、ママのストレスにつながってしまうのは意味がありません。そのため、月齢だけではなく、パパ、ママのタイミングで気軽に始めるのは良いとされています。
おむつなし育児に必要なものは?
おまる
絶対に必要なアイテムではないですが、あると便利なものです。
おしりふき
おむつの中で排泄するのに比べると、おむつなし育児ではおしりはあまり汚れないとされていますが、おしりを清潔に保つために必要です。
掃除用スプレー
床カーペットにおしっこを漏らした時のために、クエン酸やセスキ炭酸ソーダを溶かした水をスプレーに入れておき、掃除をスプレーとして使うことが多いようです。
タオル・ぞうきん
床や便座に飛び散ったおしっこを拭き取るために必要です。
おむつなし育児の方法は?
排泄の合図を決める
排泄の合図を決めます。パパやママが「しー」「うーん」などと声を出したり赤ちゃんをおまるやトイレに座らせることを自体を合図にすることもあります。
排泄するタイミングで声かけていくことによって、合図があったら排泄してもいいということを覚えていくとされています。
排泄パターンやタイミングを知る
赤ちゃんが排泄するパターンやタイミングを把握します。シーツや床が汚れてもいいようにあらかじめはバスタオルなどを敷いておきます。30分~60分ほど赤ちゃんの様子を観察します。
観察を繰り返すことで、だいたいの排泄パターンやタイミングが分かるようになってきます。
排泄する場所を決める
おまるやバケツを置いたり、トイレに補助便座を置いたりしてもかまいません。最初の数週間は、赤ちゃんが排泄場所を学習できるように、できるだけ同じ場所で排泄するとよいでしょう。
排泄しやすい姿勢を見つける
赤ちゃんが排泄しやすい姿勢を見つけます。後ろから抱えこみ座らせるタイプやしゃがみ込みこませたりするタイプが一般的です。
排泄しそうになるたびに合図を送る
排出しそうな時間になったり排泄のサインが現れたりしたら排泄場所に連れて行って合図を送るようにします。こちらは繰り返すことによって自然と排泄を上手くコントロールできるようになります。
まとめ
おむつなし育児ですが、あげられているメリットは根拠があるわけではありません。そのため、おむつなし育児を行うのは各自の判断で行うようにしましょう。赤ちゃんに合う合わないなどあると思いますので、無理して行うことは辞めましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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