【皆さんは知ってる!?】タミータイムについて!

パパ育児

タミータイムって知ってますか?

子育てしている方でも聞いたことがある方もいれば、全く知らない方もいると思います。

ちなみに、ケンターンはタミータイムという言葉を知りませんでした。妻から聞いて調べて初めて知りました。

ぜひ、同じ状況のパパ、ママの方に読んでいただけると嬉しいです。

タミータイムとは

タミータイムとは、赤ちゃんが起きているタイミングで、うつぶせにして過ごすことです。

タミーとは英語で「お腹」という意味の単語です。

日本では、「うつぶせ遊び」「うつぶせ練習」「腹ばい練習」などと言われています。

乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防するために、赤ちゃんを仰向けに寝かせることを推奨しました。しかし、そのことによって赤ちゃんが長時間仰向けで寝かせていると、頭の形がゆがんでしまう赤ちゃんが増え、タミータイムが広く行われるようになりました。

2008年の大規模な調査で、うつ伏せの経験が少ない赤ちゃんの運動能力の遅延が指摘されました。

アメリカ小児学会でも、赤ちゃんが寝るときは仰向けで、日中はうつ伏せをすることを推奨しています。

タミータイムは何をすればいい?

タミータイムにはいくつかのやり方がありますが、ここでは4つ紹介します。

  1. 床でうつ伏せにさせる
  2. パパ、ママのお腹の上でうつ伏せをする
  3. パパ、ママの膝の上でうつ伏せをする
  4. 飛行機ポーズでうつ伏せを体験させる

これらを状況に応じて遊び分けることで、子どもはストレスが少なくうつ伏せ遊びに挑戦することができます。

①床でうつ伏せにさせる

床で赤ちゃんをうつ伏せにさせてみましょう。

赤ちゃんの姿勢は、手が顔の横に来るようにパパ、ママが調整してあげましょう。

床でのうつ伏せは、赤ちゃんにとっては一番難しい姿勢ですが、たくさん経験しておきたいポーズの一つです。

②パパ、ママのお腹の上でうつ伏せをする

パパやママがソファーの上で上半身を起こし、赤ちゃんがパパ、ママのお腹の上でうつ伏せをさせます。

ベッドや床の上でパパ、ママが水平になると、赤ちゃんにとっては難易度があがるので、最初のうちはお母さんが上半身を起こして角度をつけてあげましょう。

慣れてきたら、体を水平にしてうつ伏せにしてみましょう。

③パパ、ママの膝の上でうつ伏せをする

パパ、ママがソファーや椅子に座っている時に、赤ちゃんをパパ、ママの膝の上でうつ伏せにさせてあげましょう。

④飛行機ポーズでうつ伏せを体験させる

親が赤ちゃんを抱えて、飛行機が飛ぶようにゆっくりと前後してあげましょう。

まだ赤ちゃんの首が座っていないうちは、体に負担がかからないよう、必ずゆっくりと前後することがポイントです。

タミータイムを行う時間の目安

月齢目安時間
生後0~3ヶ月毎日数分程度(1日合計10分程度)
生後3~6ヶ月1回数分間を2~3回程度

お昼寝のあと、お風呂上がり、おむつ替えの後などの赤ちゃんの機嫌の良い時間に実施するのが理想的ですが、授乳後や食後の時間帯は避けましょう。授乳後や食後の腹ばいは消化を妨げ、嘔吐する可能性があります。

タミータイムによって得られる効果

タイミータイムによって得られる効果は6つあります。

  1. 脳の発達を促進できる
  2. 呼吸器の発達を促す
  3. 筋力が鍛えられる
  4. 頭の変形を防ぐ
  5. 視野が広がる
  6. 親子のコミュニケーションを深められる

うつぶせになることで、赤ちゃんの肌はさまざまな素材に触れるので、脳に刺激を受けやすくなります。

また、タミータイムは仰向けと身体の使い方も異なるため、身体を動かす感覚やバランス感覚も養えます。頭から首にかけての筋肉や体幹の筋肉を鍛えられるので、首のすわりや寝返り・おすわりなどに必要な筋肉を鍛えることも可能です。

うつぶせ姿勢に慣れることで、口をきちんと閉じた腹式呼吸を身に付けられるのもメリットです。

タミータイムを行う上での注意点

  1. 赤ちゃんから目を離さない
  2. 柔らかい場所は避ける
  3. うつぶせのまま寝かせない

発達途中の赤ちゃんのうつぶせにはリスクもあるので、注意点を守ってタミータイムを実施するのが重要です。

タミータイム中は、顔が下向きになっているため窒息のリスクがあります。絶対に赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。短時間でも離れる必要がある場合は、仰向けに寝かせて安全を確保しましょう。

また、うつ伏せのまま寝かせると、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まるため、絶対にやめましょう。乳幼児突然死症候群(SIDS)は、元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなってしまう病気です。生後2〜6ヶ月の赤ちゃんに多く見られ、稀に1歳以上でも発生することがあります。

まとめ

改めて、タミータイムとは赤ちゃんが起きている状態で大人の見守りのもと、うつ伏せにして過ごすことです。赤ちゃんの絶壁頭を防ぐだけでなく、うつぶせ姿勢で頭を持ち上げることで首や背中の筋肉の発達を促すとされています。成長に良い影響を与えてくれますので、無理しない範囲で慣れさせましょう。

ちなみにケンターンの場合は、最初は床に寝た上で、お腹に我が子を乗せてタイミータイムを行いました。この記事にある内容よりも難易度が上がる方法を試してしまいましたが、特に我が子は嫌がっていなかったため、1回数分程度行いました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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