【現役パパママ必見！】赤ちゃんに冷たい飲み物はいつからOK？夏場や発熱時の対策、知っておくべき注意点まで徹底解説！

だんだん夏が近づくにつれ、冷たい飲み物を飲みたくなりますよね。

ただ、まだ体の小さな赤ちゃんに、大人の感覚で冷たい飲み物を与えても大丈夫なのか？と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんに冷たい飲み物を与えて良い時期から、夏場や発熱時の飲ませ方、そして絶対に知っておくべき注意点まで、現役パパママの皆さんが気になる情報をギュッとまとめました。

この記事を読めば、赤ちゃんの水分補給に関する不安が解消され、これからの育児がもっと楽しく、安心できるものになるはずです。

赤ちゃんが母乳やミルク以外を飲むのはいつから？

「そろそろ離乳食かな？」と思い始める頃、つまり生後5～6ヶ月頃が、赤ちゃんが母乳やミルク以外の飲み物を飲むようになる目安とされています。

それまで母乳やミルク以外の飲み物を飲むことが、厳密に「ダメ」というわけではありません。 湯冷ましや赤ちゃん用の麦茶であれば、生後1ヶ月頃からでも少量ずつ飲ませることはできます。

赤ちゃんは大人に比べて新陳代謝がとっても活発です。毎日びっくりするくらい汗をかきます。お昼寝の後や、ちょっとしたお出かけから帰ってきたとき、お風呂あがりなんかは特に喉が渇いている状態です。

基本的には、そういった時の水分補給も母乳やミルクで十分です。

もし、母乳やミルクをなかなか飲まない時や、外出先などで状況的に飲ませてあげられない時などは、焦らずに湯冷ましや赤ちゃん用の麦茶を少量ずつ与えてあげましょう。

赤ちゃんに冷たい飲み物を飲ませてもいいのは、生後6ヶ月～1歳以降が目安とされています。

このくらいの月齢になると、離乳食も進んで、赤ちゃんの胃腸もしっかりしてきます。そのため、少しずつ冷たい飲み物も受け入れられるようになってくるんです。

これより前の月齢の赤ちゃんに、母乳やミルク以外の飲み物を与える場合は、必ず母乳やミルクと同じ人肌温度か、常温で飲ませてあげましょう。

冷たい飲み物が良くない理由としては、生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ消化器官がとっても未熟なため、冷たい飲み物が胃腸を直接刺激してしまい、下痢をしてしまうことがあるんです。

さらに成長して、1歳4～6ヶ月くらいになると、かき氷のような細かく砕いた氷を2～3さじ程度なら食べさせてもいいと言われています。もちろん、少量から様子を見てあげてくださいね。

赤ちゃんは体重あたりの必要な水分量が多く、大量に汗をかくと脱水症状になりやすいんです。夏場や発熱時は特に汗をかくので、こまめな水分補給が本当に大切になります。

ただ、「大量の冷たい水を急に飲ませる」のは、前述したとおり、胃腸を刺激することにつながるので注意が必要です。

私たち大人は、「暑いときに冷たい水を飲むとおいしい！」と感じますが、赤ちゃんはそうではありません。むしろ、冷たさよりも、胃腸に優しい常温の飲み物をこまめに水分補給する方が大切なんです。

それに、月齢が低い赤ちゃんは、まだ体温調整が苦手です。まずは、日陰や風通しの良い場所で体温が上がらないように工夫したり、暑さが厳しい日には無理な外出を控えて、冷房で室温を快適に保ってあげましょう。

「熱が出たときはどうすればいいの？」

発熱の場合は、原因となる病気によって対応が異なります。自己判断で冷たい水を飲ませる前に、必ず医師の診察を受けましょう。そして、水分補給をする場合は、医師の指示に従ってください。

いざ赤ちゃんに湯冷ましやお茶を作る時、いくつか気をつけたいポイントがあります。

必ず殺菌し、人肌程度の温度に：やかんに水道水を入れて10分程度沸騰させるだけで、簡単に煮沸消毒できます。火を止めて粗熱を取ったら、ミルクと同じように人肌になるまで冷ましましょう。
軟水を選ぼう：ペットボトルやウォーターサーバーの水を使う場合は、水道水と同じ「軟水」を選んでください。カルシウムやマグネシウムが豊富な「硬水」は、赤ちゃんの腎臓に負担をかけたり、消化不良などを引き起こす恐れがあるので避けてくださいね。
麦茶がおすすめ！カフェイン・糖分はNG！：お茶はできれば麦茶にしましょう。その他、カフェインを多く含む飲み物（緑茶、紅茶など）や、糖分を含むイオン水などは、月齢が低いうちは避けるようにしてください。