今年大流行しているインフルエンザ。
インフルエンザの予防接種は赤ちゃんの場合、いつから接種可能なのか、接種可能した際の副作用はあるのかについてまとめました。
赤ちゃんにインフルエンザの予防接種は必要?
インフルエンザワクチンには、インフルエンザの発症を抑えたり重症化を防いだりする効果があります。
接種すれば絶対にインフルエンザにかからないというわけではありませんが、赤ちゃんは大人よりも重症化しやすいため、厚生労働省や日本ワクチン学会は予防接種の必要性はあるとしています。インフルエンザの予防接種は定期予防接種ではなく任意予防接種としており、各家庭の事情に応じて接種することとなっています。
ただ、インフルエンザは基本的に5〜7日程度の療養で自然と治まるため、感染の可能性が低いのであれば、普段の家庭での生活習慣で予防するのも一つの方法です。
インフルエンザの予防接種はいつから?
赤ちゃんのインフルエンザの予防接種は、ママの免疫が切れる生後6ヶ月頃から可能です。
インフルエンザ予防接種のを希望するときには、接種時期などをかかりつけ小児科医に確認しましょう。
インフルエンザ予防接種の副作用は?
インフルエンザワクチンを接種すると、10~20%くらいの割合で接種部位の赤み、腫れ、痛みといった副反応が起こります。また全身性の反応として、5~10%くらいの割合で発熱や頭痛、寒気、だるさなどの副反応がみられます。
これらの副反応は通常2~3日で自然と軽快するため、特別な対処は必要ありません。
ただまれに、アレルギー反応を起こして、発疹、じんましん、呼吸困難などがあらわれることもあります。アレルギー反応は接種後すぐに起こることが多いので、接種後30分は病院内で過ごすようにしましょう。体の変化がないかをチェックする必要があります。
卵アレルギーでもインフルエンザのワクチン接種できる?
インフルエンザに対するのワクチン用ウイルスは鶏卵で培養されるため、卵アレルギーがある赤ちゃんや子供はじんましんや呼吸困難などのアレルギー症状を引き起こすリスクもあります。赤ちゃんや子供に卵アレルギーがあることがわかっているママやパパは、インフルエンザ予防接種前に医師にアレルギーがあることを話してください。
アレルギー反応は。接種後に比較的早い段階で発症することが多いため、接種後は病院内で安静にして様子を見るようにしましょう。
予防接種以外での予防
赤ちゃんのインフルエンザの予防として、予防接種は大切ですが、日頃の生活習慣の見直しで予防につながることもあります。大人も同様の対策になりますが、以下のような対策を行い、赤ちゃんをインフルエンザから守りましょう。
- 手洗い、うがい
- マスク着用
- 加湿
- 換気
- 人混みを避ける
まとめ
大人でもインフルエンザは辛いので、より体力がついていない子供がインフルエンザになってしまったらかなり辛いと思います。そのために、子供がインフルエンザにならないためにも大人が感染対策を行い、日頃から感染予防に努めましょう。
インフルエンザの予防接種は6ヶ月以降接種可能なため、重症化を防ぐ観点でも一度予防接種するのもいいかもしれないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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